こんにちは。
読書好き主婦ちみるです!
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この記事では、私が今月読んだ本の中から、特にオススメの5冊をご紹介していきます。
ぜひ、一読して新しい本との出会いをお楽しみください!
今月読んだ本の中から
オススメしたい5冊!
(2024年12月)
①『宵を待つ 月の物語 一』富士見L文庫
顎木あくみ(著)
宵を待つ月の物語 一【電子特典付き】 (富士見L文庫)
☆ライトノベル、ファンタジー小説
☆ファンタジー、引き込まれる、読みやすい、共感、面白かった、ハラハラ、ドキドキ、応援したくなる、不快感、暴力、中毒性、成長、恋愛要素、読み返したくなる、可愛い、ワクワクする、対決、いじめ、心の闇、イライラ、読み終わるのがもったいない、スッキリ、希望、意外性
少女は異界の水を呑み「まれびと」となった・・・
予想外のスタートだった!
主人公の高校生、坂木夜花は両親を亡くし、祖母と二人暮らし。
夜花の住む町は神祇官の一族の社城家が絶大な権力をもっている。
遠縁の夜花は、社城家の宴会の手伝いに参加することに。
しかし夜花は、あることで池に落ちてしまう。
衝撃的なのはここから。
社城家の当主候補(美青年)が池に落ちて助けあげたのは、なんと主人公の夜花ではなく、その後ろにいた同級生だったこと!
この展開は意外性があり、期待が高まる。
これがこの作品に引き込まれる大きな要素のひとつだ。
その後、夜花は、謎めいた美少年、千歳との出会いが待っている。
池に落ちた夜花を助けてくれるのはこの千歳だ。
千歳は社城家の序列外の落ちこぼれとして見られているのだが謎が多い人物像だ。
今後、千歳の存在が、物語の中でどのように重要な役割を果たすのか、期待が膨らむ。
夜花と千歳の関係もどのように進展するのか目が離せない♡
夜花は「まれびと」という特別な存在に選ばれるが、その力の本質はまだ謎に包まれている。
彼女が持つ力がどのように発揮されるのか、選ばれた者の運命がどのように展開されるのか楽しみだ。
まだまだ読みどころはあるが、ここまでにしておこう。
この作品を読み進めることで、夜花と千歳の成長や、二人の関係を心から応援したくなった。
多様な要素に彩られた物語が、どのように進展していくのか、続編が待ち遠しい。
👧夜花の同級生の性格が、私は少し苦手でした。
それだけに、好印象の夜花に対して、この子の存在が物語を盛り上げる要素になると考えています。
・KADOKAWA
・電子書籍(Kindle版) 307ページ (2024/11/15発売)
・文庫本 352ページ (2024/11/15発売)
②『レーエンデ国物語 喝采か沈黙か』
シリーズ3作目!
多崎礼(著)
レーエンデ国物語 喝采か沈黙か
☆王道ファンタジー小説
☆レーエンデ国物語シリーズ
3作目!
☆引き込まれる、心打たれる、共感、切ない、生き方、応援したくなる、不快感、暴力、泣ける、中毒性、成長、恋愛要素、読み返したくなる、スリリング、不快感、怖い、タイトル回収、心の闇、怒り、してやられた感、ファンタジー、悔しさ、胸が締め付けられる
愛を知らない双子が主人公だ。
ルミニエル座の座長であるアーロウ(双子の弟)と、天才劇作家のリーアン(双子の兄)が物語に登場する。
才能に恵まれた兄・リーアンは、特権階級の演出家から戯曲を書くように依頼され、隠蔽されたレーエンデの英雄をテーマにすることに決めた。
リーアンは戯曲を通じて真実を伝え、レーエンデ人に失われた矜持と尊厳を思い出させるために、芸術で表現しようとする。テッサについての真実を探すため、双子は命がけの旅に出発する・・・
今作の魅力の一つは、物語の中で展開される双子の関係性だ。
兄のリーアンは驚くべき才能を持っているが、時には誤解を招く性格をしている。
その尻拭いをするのはいつも弟のアーロウだ。
一方、アーロウは人に好かれる優しい性格だが、心の中には兄に対する嫉妬や羨望が隠れている。
この二人の微妙なバランスと愛の深さは、時には残酷さを感じさせるが、非常に人間的な面も持っている。
リーアンとアーロウの性格を理解すれば、ラストで曖昧にされている真実が自分の中で明らかになるはず。
また、強調されるのは、芸術の力が社会にどのように影響を与えるかという点だ。
運命の中で二人が葛藤する様子から、芸術が人々に希望を与える手段であることが示されている。
特に、歴史の中で忘れ去られた英雄の物語を再確認し、未来に希望を育むことの大切さを訴えている。
テッサの名を口にするだけで処刑される状況で、双子はどのように立ち向かうのか。
忘れ去られた英雄の物語を再び掘り起こす設定は、テッサの偉大さをよみがえらせ、懐かしさを呼び起こし、再び胸が熱くなった。
👧レーエンデ国物語シリーズの1巻、2巻、3巻と読みましたが、どれも素晴らしかったです。しかし、負の感情が心に尾を引き、数日間はこの世界観から抜け出せませんでした。
この作品は非常に記憶に残り、魅力的でありながらも残酷で、人間的なお話です。今作はわずかな希望が残されたものの、再び悲しみを抱えて終わってしまいました。
いつか幸福感を味わえる日が来るのでしょうか…
続編での展開に期待したいです。
・講談社
・電子書籍(Kindle版) 390ページ (2023/10/18発売)
・ペーパーバック 352ページ(2023/10/18発売)
・オーディオブック(Audible版)13時間32分 ナレーター(羽飼 まり) (2024/10/25配信)Audeible Studios(制作)
※Audible会員は定額聴き放題
③『レーエンデ国物語 夜明け前』
シリーズ4作目!
多崎礼(著)
レーエンデ国物語 夜明け前
☆王道ファンタジー小説
☆レーエンデ国物語シリーズ
4作目!
☆引き込まれる、心打たれる、考えさせられる、共感、心温まる、生き方、切ない、ハラハラ・ドキドキ、応援したくなる、暴力、成長、不快感、恋愛要素、対決、ファンタジー、不安感、人間的なストーリー、怒り、怖い、いじめ、希望、涙がこぼれそうになる、胸が締め付けられる、戦闘
今作では四大名家の嫡男レオナルドと、彼の異母妹ルクレツィアがメインキャラだ。
二人は互いの正義のために立ち上がる。
特に、レオナルドがある真実を知り、目覚める過程は心に響く。
彼がどのように成長し、自らの信念を貫いていくのか、その姿を見逃せない。
過去の英雄たちの思いが今に受け継がれる中で、次の世代を担う人たちが立ち上がる姿には力強さを感じる。
兄妹の運命に込められた希望、そして革命の厳しさがリアルに描写されていた。
ページをめくるたびに苦しさを感じつつ、それでも好転する未来を期待することができるはず。
レオナルドとルクレツィアの背負う運命がどのように展開するのか…
👧感情を揺さぶられる場面があり、読むのが辛い部分もありました。
しかし、その一方で希望の光も確かに感じられました。
次作でいよいよ完結するらしいです。
どうなるのか楽しみで仕方ないです。
・講談社
・電子書籍(Kindle版) 575ページ (2024/4/17発売)
・単行本 600ページ(2024/4/17発売)
・オーディオブック(Audible版)17時間15分 ナレーター(?) (2025/1/31配信)Audible Studios(制作)
※Audible会員は定額聴き放題
④『森にあかりが灯るとき』
藤岡陽子(著)
森にあかりが灯るとき
☆長編小説
☆ためになる、心打たれる、情報、考えさせられる、心温まる、共感、得るものがある、生き方、仕事、応援したくなる、成長、深い、謎解き、タイトル回収、人間的なストーリー、現実とリンク、社会問題、希望
介護の現場を舞台にした長編小説。
介護という仕事の現実やその背後にある感情を深く掘り下げている。
お笑い芸人の夢に破れた星矢が、介護士として働き始める。
その姿を通じて、介護の厳しさや喜び、そして人間らしさについて考えさせられる作品だ。
星矢は初めての夜勤中に医療事故に遭遇する。
それだけではなく、疑いの目にもさらされ、星矢の介護士としての自信は揺らいでいく…
この悲劇的な状況は、職場の厳しさを表しているだけでなく、星矢が仲間と一緒に成長していく過程にもつながっている。
この作品は、単に介護職員の苦労が描かれたものではない。
介護を受ける人たちの思いや延命の選択についての深い考察も盛り込まれている。
さらに医師や施設長、利用者との交流が物語に深みを与えている。
登場人物それぞれの苦悩や想いが交錯し、多角的な視点から介護について考えるきっかけを得るだろう。
介護というテーマは、多くの人にとって身近なものである。
高齢化社会が進展する中で、他人事ではなくなる問題である。
この作品を通じて、自分の将来や家族のことを見つめ直す機会が得られるかもしれない。
また、作品には今後の介護業界の可能性や技術の進歩に触れつつ、希望を見出す要素もある。
この作品は、介護の複雑さと人間の尊厳について深く考えさせてくれる一冊だ。
👧介護は単なる業務的な対応だけではなく、利用者の個々の状況や感情に寄り添うことが求められます。
その理解と受け入れが必要であり、それだけでも介護士への負担の大きさを実感させられます。
人と人との深い関わりがある仕事だからこそ、肉体的な労働だけでなく、心の負担も非常に大きいと感じる人が多いのではないでしょうか。
だからこそ、せめて肉体労働が少しでも軽減される技術の進歩を心から期待したいです。
・PHP研究所
・電子書籍(Kindle版) 336ページ (2024/9/17発売)
・単行本(ソフト) 336ページ(2024/9/19発売)
⑤『結界師の一輪華』シリーズ1作目!
クレハ(著)
結界師の一輪華 (角川文庫)
☆『結界師の一輪華』シリーズ1/5作目!
☆ライトノベル・和風恋愛ファンタジー小説
☆中毒性、異能、グイグイ、引き込まれる、共感、読みやすい、面白かった、ハラハラドキドキ、キュンキュン、応援したくなる、暴力、不快感、成長、笑える、恋愛要素、ワクワクする、満足感、可愛い、対決、心の闇、ファンタジー、怒り、スッキリ、いじめ、元気になる、意外性、スリリング、人間的なストーリー、ほっこり、イケメン、頼もしい
遥か昔から、5つの柱石によって外敵から護られてきた日本。
主人公の一瀬華は、柱石を護る術者の分家に生まれ、幼い頃から優秀な双子の姉・葉月と比較される日々に苦しんでいる。
彼女は落ちこぼれ術者として評価されているが、実は彼女には突然覚醒した隠された強い力があった。
そんな華が、当主の傲岸不遜な一ノ宮朔に見初められ、契約結婚を提案される展開は、非常に刺激的だ。
華の力の覚醒の瞬間は心が躍るし、契約結婚から始まる2人の関係は見逃せない。
華は自分の力を隠しながらも少しずつ本当の自分を見つけ、公私ともに成長していく姿が非常に感動的だ。
さらに、朔との掛け合いや、周囲のキャラクターたちとの関係性も魅力的で、思わず引き込まれる。
特に、華の式神たちは個性豊かで、時にはコミカルな要素を提供してくれる。
華が、朔や他の人たちとの関係を築いていく様子は、心をほっこりさせるし、読み進めるのが楽しくてたまらない。
この作品の最大の魅力は、華が虐げられながらも、力を隠し続ける一方で、周囲を見返す瞬間の爽快感だ。
華が自分の力を証明していく過程は、非常にスリリングで目が離せないし、応援したくなる。
そして姉の葉月との関係や、朔の母親、弟の意外な一面も見どころだ。
これらの要素が物語に奥行きを与えていて、最後まで飽きさせない。
この作品は、複雑な人間関係や成長の物語が描かれ、読むたびに深い感銘を受ける。
自己肯定感や自分自身を信じることの大切さを伝えてくれた。
華の力の覚醒、契約結婚から始まる逆転劇と、心温まる人間関係の描写が楽しめるだろう。
👧本家当主の朔は、イケメンで実力もある上に、華に積極的にアプローチしてくるので、胸キュン要素が満載でした♡
華の性格も強気で好感度高めです。
今後の展開がさらに楽しみです!
・KADOKAWA
・電子書籍(Kindle版) 244ページ (2021/12/21発売)
・文庫本 288ページ (2021/12/21発売)
・オーディオブック(Audible版)7時間20分 ナレーター(古川 未央那) (2023/11/2配信)※Audible会員は定額聴き放題
以上『今月読んだ本』の中から
オススメ本5冊のご紹介でしたが、いかがでしたか?
私が紹介した本の中から、次に読んでみたいと思う一冊が見つかりましたらとても嬉しいです!
あなたの新たな読書への旅がこころ豊かなものとなりますように。
それでは、またお会いできる日を楽しみにしています!
お付き合いありがとうございました。
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