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こんにちは。
読書好き主婦ちみるです!
読書メーターアプリでまとめられた「今月読んだ本」の中から面白かった本をご紹介します!
感想を簡潔にまとめておりますので、選書のお手伝いができれば嬉しいです。
ぜひ、一読していってください!
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今月読んだ本
(2023年10月)
読んだ本の数:8
読んだページ数:1597
ナイス数:244
ダ・ヴィンチ 2023年11月号の感想
表紙を飾る、 大人気の漫画 「呪術廻戦」と「短歌」の特集。 声優がたのインタビュー記事が主に掲載されており、 彼らが演じるキャラクターについての思いや、 役作りに迫る貴重な情報が満載で、 作品の理解が深まります📚️ また、短歌、プラチナ本の紹介、伊坂幸太郎さんの解体全書、江國香織さんと川上弘美さんらへのインタビュー、中とじの漫画、注目の新刊情報など… 今月号も魅力満載で楽しめました☺️
読了日:10月30日 著者:
羊と鋼の森の感想
Audible にて。 ピアノ調律師を目指す主人公の成長物語。 彼の努力と葛藤が情熱的に描かれ 心を熱くさせる。 夢に向けて粘り強く努力する姿や、 先輩からのアドバイスが心に響き 、自身の人生の振り返りを促した。 比喩表現と繊細な筆致から、美しさと優しさが漂う空気感に魅了された作品です☺️✨
読了日:10月30日 著者:宮下 奈都
神時間力の感想
時間に関する悩みを抱える現代人にとってのガイドブック📚️ 具体的なアイデアや指針を通じて、 時間の使い方に目覚めさせられる一冊です! ストーリー仕立ての構成が読みやすく 、記憶に残りやすいです。 時間の使い方について 、真剣に考えさせられる内容でした。 即実行しなくては!
読了日:10月28日 著者:星渉
旅猫リポート (講談社文庫)の感想
心に残る素敵なお話 ナナ(猫)と人の視点が入れ替わるストーリー展開です 人と動物の絆や 優しさの大切さが描かれていて涙腺崩壊しました😭 重い内容でしたが ナナの内心を知る度笑えますのでそれほど暗くはなりませんでした。 ナナの最後のリポートに希望を感じ 私自身も救われた思いです! 人と動物の絆と 前向きな生き方を学べた心温まる作品☺️
読了日:10月25日 著者:有川 浩
竜巻ガール (双葉文庫)の感想
著者のデビュー作! 全4編からなる女性が主人公のストーリー。共感とユーモアが溢れ コミカルな心理描写と読みやすい文体が絶妙に調和しています。謎も巧妙に織り交ぜられ 続きが気になり頁をめくる手が止まりません! 主人公たちの賢さと前向きな姿勢は、私たち読者に力を与え、感動と喜びを味わえることができる素晴らしい作品でした。 ※読書ブログに感想記事を投稿しました 良かったら遊びにきてください☺️https://chimiru39.com/kakiya-miusan-tatumakigaru-kansou/
読了日:10月19日 著者:垣谷 美雨
十戒の感想
クローズドサークル 命がかかった逃げ場なしの殺人事件が描かれている😨 犯人の意図に興味津々で一気読み!驚きの連続に心が震えた どうにか脱出方法はないのかと考えながら 犯人の指示に手を焼く展開に引き込まれていく 読後はこの興奮を共有したくてたまらなくなるでしょう😏まさかの まさかだった…
読了日:10月13日 著者:夕木 春央
くもをさがすの感想
コロナ禍、著者のカナダでの闘病記。 乳がん発覚から治療終了までの8ヶ月間が克明に描かれています。 カナダと日本の医療システムの違いや、病気との向き合いかた、周囲のサポートについて深く考えさせられました。彼女の実体験に胸を打たれ、強く前向きな思考に勇気をもらえた感動作☺️読書ブログにもぜひ遊びに来てくださいhttps://chimiru39.com/nishi-kanakosan-kumowosagasu-kansou/
読了日:10月05日 著者:西 加奈子
コーヒーが冷めないうちにの感想
不思議な喫茶店が舞台となる全4話からなる連作短編集。身近なテーマが描かれ 各主人公の心情に共感しやすかった。深い人間ドラマが展開され 感情を揺さぶるストーリーが多く 涙があふれ出てきた。彼らの経験から 自身の過去について改めて考えさせられた。この作品はシリーズ本で 一気に読み終えたくなる魅力があり 今から読むことが楽しみです!わくわく。※読書ブログにも遊びにきてください☺️https://chimiru39.com/kawaguchitosikazu-kohigasamenaiutini-kansou/
読了日:10月02日 著者:川口 俊和
読書メーター
「今月読んだ本」の中から面白かった本 8冊のご紹介でした!
参考になりましたでしょうか?
もしこの中から、読んでみたい本が見つかりましたらとても嬉しいです!
ちみるのひとりごと
(娘のこと)
寒い時期になると、
娘を愛しく思ったあの出来事の気持ちが、蘇ります。
今からそのことについて、語りたいと思います。
私にはマラソンが大嫌いな娘がいます。
それでも短距離走は得意で、リレーの選手にも選ばれるほど、足に自信を持っていますが、長距離走は体力が持たず、苦手なようです。
マラソン大会で頑張れるように、私は毎年、娘を励ます方法を考えます。
一般的ですが、10位以内に入ったら◯◯してあげるというものです。
具体的な内容は状況によって変えますが、時にはご褒美を与えたり、あえて厳しい条件を出すときもあります。
娘は甘えん坊で、小学生になっても、私と一緒に寝ることを望みました。
私も大きい赤ちゃんが横でスヤスヤと眠っている顔を見るのが幸せでした。
いつまで一緒に寝れば正解なのかと、考えたことがありましたが、娘が「もういいや」と言い出す日まで、このままでいようとあまり深く考えていませんでした。
しかし、成長するにつれて当然体が大きくなってくるため、寝る範囲が狭くなり、体に負担になっていることに気づきました。
そろそろ潮時かな、と。
別々に寝ないとお互い疲れがとれないことを悟った私は、マラソン大会の当日の朝に、娘にこう伝えました。
「もし10位以内に入れなかったら、一緒に寝るのはもう終わりね。」と。
娘は驚いた顔で「え~」と叫びました。
正直なところ、私はこの条件で娘が、それほど頑張る気持ちが起こるとは思っていませんでした。
そして、いつも通り応援に行きました。
マラソン開始の合図がなると、私は娘の姿を見つけ、予想外の位置にいることに頭がついていきませんでした。
なんと、一番先頭のグループに入り、
歯を食いしばった顔で、私の前を走り抜けて行ったではありませんか!
マラソンにおいて、こんな真剣な顔、闘争心むき出しの表情を初めて見ました。
それだけ、私と一緒に寝ることが娘にとっては大事なことだったのかと思うと、胸が熱くなり、涙がこみ上げてきました。
必要とされているって、こんなに嬉しいものなのですね。
軽い気持ちでこんな条件を言い出したことに反省しました。
順位に本当はそれほどこだわりはなく、ただ、辛いことほど目標があれば、乗り越える力になると思い提示しただけだったからです。
これからも娘が望む限り、一緒に寝てあげたいと心から思いました。
そして、結果は15位でした。
前半に飛ばしすぎて、後半に体力が持たなかったようです。
それでも過去最高記録なので、こんなに頑張ったことを考えると、あの条件は厳しかったと感じました。
ですが、約束は守らなければ子供に示しがつかないと思い、
結局、一日だけ別々に寝ることにしました。
それからはまた一緒に。
そのときの、娘のほっとした顔は一生忘れません。
今年もまたマラソン大会が近づいています。
現在は、娘はもう高学年ですし、別々に寝ています。
こうやって寒い時期がやってくると、この過去の出来事を思い出し、懐かしさがこみ上げてきます。
嫌なことにも頑張って挑戦し、それを乗り越えたときにまた一回りも二回りも成長することができるでしょう。
ゴールした瞬間の、「やり遂げた!」という開放感と達成感を味わって欲しいのです。
本当に気持ちいい体験ですし、自身がつくと思うので!
本音をいうと、「そんな辛いことしなくてもいいよ」と、抱きしめてあげたいです。
でもそれは、娘のためにならないので、本人には言わないですけど・・・。
今年はご褒美を掲げて応援に行こうと思います!
ここまで読書好き主婦「ちみるのひとりごと」に
お付き合いいただきありがとうございました。
これからも一緒に、読書ライフを充実させていきましょう!
またお会いできる日を楽しみにしています。
ではまた。