伊坂幸太郎(著)『グラスホッパー』など 今月読んだ本の中から面白かった本5冊をご紹介!ぜひあなたの選書の参考に!【2026年4月】「読書好き主婦ちみる」

ちみる
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こんにちは。
読書好き主婦ちみるです!

当ブログのコンセプト

当ブログでは、私が読んで面白いと感じた本だけをご紹介しています。

人生で読める本の数には限りがありますよね。

限られた時間の中で、どれだけ心に残る作品と出会えるか。
その探求をお手伝いできれば幸いです。

皆さんが一冊でも多く、心を動かす本に出会えるように、ここでの情報がお役立ちになればと思います!

この記事では、私が今月読んだ本の中から特にオススメの本5冊(シリーズの途中作1冊を含む)をご紹介していきます。


ぜひ一読し、新しい本との出会いをお楽しみください!

今月読んだ本の中から
オススメしたい5冊!
(2026年4月)

①『前世従者だった公爵さまに溺愛されています』
松田 詩依(著)


前世従者だった公爵さまに溺愛されています (富士見L文庫)

(作品紹介)

☆ジャンル ライトノベル・ラブロマンス・ミステリー

☆出版社 KADOKAWA・富士見L文庫

☆イラスト あいるむ

☆ カバーデザイン 須貝 美華

☆転生、溺愛、幸福感、紳士的、意外性、グイグイ、忍耐、いじめ、スリリング、スッキリ爽快、心の傷、イケメン、謎解き要素、読みやすい、衝撃的、胸キュン、不安、暴力描写あり、思いやり、不快感、頼もしい、応援したくなる、恋愛、ハラハラ・ドキドキ、引き込まれる、肌が粟立つ、嫉妬

☆どんな本?

前世の記憶を持つアメリアと、忠実な従者ルイスの心温まるラブロマンスとミステリー。

アメリアは前世で女伯爵として悲しい死を迎え、今世では公爵家のメイドとして生まれ変わった。

しかし、そんなアメリアの前に現れたのは、公爵家の若き当主に転生したルイスだ。

二人の立場は逆転しているが、ルイスはアメリアを守ろうと一生懸命に尽力する。

その姿勢はとても印象的で、彼女への強い愛情が伝わってくる。

さらに、アメリアの前世の死の真相を追う緊迫した展開を迎え、これにより緊張感が生まれ、読者はアメリアの過去やその影響について考えさせられる。

アメリアとルイスの絆から、愛や運命の不思議さを体験できる作品。

(あらすじ)

これは元女伯爵とその従者の、時と立場を超えた愛と忠誠の物語。

孤高の女伯爵アメリア・ファタールは前世で非業の死を遂げた――。
転生した彼女は、公爵家のメイドとして働いていた。前世と違い、身分や権力とは無縁の生活。しかし唯一の誤算は……前世で忠実なる従者だったルイスが、今世では公爵家の若き当主として転生していたこと。しかも前世と同様……いや、なぜかそれ以上の執念をもって、重めの愛を向けてくることだった!

「たとえ立場が変わろうとも、俺は一生あなたの忠実な下僕です」

実はその熱量の裏には、目の前で最愛の主人を失ったルイスの後悔が隠されていて……。やがて彼がアメリアの不可解な死の謎を追っていることも明らかになり!?

前世と今世、時を超えた主従逆転ラブロマンス&ミステリー!

Amazon商品ページより引用


(主な登場人物の特徴)

○(前世)アメリア・ファタール(主人公)
・前世は22歳で亡くなった女伯爵。
・名門ファタール伯爵家の当主で、清く正しく美しく、強い人物。
・15歳で爵位を受け継ぎ、戦場では素晴らしい戦果を上げた。
・経営手腕があり、戦後に設立した貿易会社が大成功。
・身分や権力に興味はなく、働くことに対しても嫌ではない。

◯(今世)アメリア・ファタール(主人公)
・労働階級の使用人。
・名前や姿、記憶は前世と同じまま。
・掃除や洗濯、応急処置をこなし、冷静沈着で豊富な知識を活かして困難を克服。
・頼りにされ、家政婦長補佐に昇進。



○(前世) ルイス
・アメリアの忠実な執事であった
・銀髪とターコイズの瞳を持つ
・整った容姿

○(今世) ルイス・エインネルグ(公爵)
・銀色の髪とターコイズの瞳を持つ
・手足が長く、背が高い ・外見はとても美しい青年
・現女王の弟「アルストロ」を父に持つ
・女王の甥に当たる
・前世の記憶を持っているため、アメリアの前では従者として振る舞う


(舞台と世界観)


この物語の舞台は、貴族社会が広がる架空の王国。

華やかな社交界と穏やかな風景の中で、主人公のアメリアは前世の悲しい出来事を抱えながら生きている。

生まれ変わった彼女は、メイドとして公爵家に仕える。

ルイスは前世の忠実な執事としての記憶を持っていて、だからこそ二人の関係は特別なものになっている。


彼らの絆は、時代や立場を超えた真実の愛を示し、読者に感動を与えることだろう。

愛と忠誠、そして謎が絡み合った、美しくも危険な世界を楽しむことができる。


(この本の魅力2つ)

魅力①「ルイスの溺愛ぶりが素晴らしい!」

主人公の女白爵・アメリアが悲劇的な死を迎える衝撃的な出来事が描かれている。


その中で、アメリアの執事・ルイスが必死にアメリアの命を守ろうとする姿勢からは、彼の忠実さとアメリアへの深い愛情が伝わってくる。


彼にとって、アメリアの存在は、自分の命を捨てても守りたいほど大切なものなのだろう。


今世では、二人は記憶を持ったまま再会するが、立場が逆転している。


アメリアはメイドとなり、ルイスは貴族として生まれ変わった。


それでも、ルイスは前世のままアメリアを敬い、彼女を一人の女性として大切にする。


彼のアメリアに対する甘い囁きや温かい気遣いは、アメリアの人格があるからこその深い愛情だと感じる。


アメリアの周りには敵が多い。


それでもルイスは、信頼できる強い味方だ。


読者は安心しながら物語を読み進めることができる。


しかし、果たして彼が本当に味方なのかどうかという不安を感じさせる描写があり、真実を知りたくて思わずページをめくらずにはいられなくなるだろう。


魅力②「予想外のミステリーにハラハラドキドキ!」


アメリアは生まれ変わり、記憶を持ったまま今世で生活しているが、前世での出来事でどうしても知りたいことがある。


それは、なぜ彼女が死ななければならなかったのか、そして誰に殺されたのかということだ。

しかし、その肝心な部分が思い出せずにいる。

ルイスもまた、真相を追い求めている。

ストーリーが進むにつれて、登場人物全員が怪しく見えてくる。

読むたびに「この人が犯人かもしれない」と思わせる展開が続く。

私自身、最後まで犯人がわからなかった。

物語を進めていくうちに、もしかしたらこの人かもしれないと思う瞬間が訪れる。

そのとき、思わず「え?まさか!」と驚いてしまった。

その瞬間、肌がぞくぞくした。

犯人を探す楽しさがあり、一気に読みたくなる面白さが詰まっている!


(ひとこと)

👧ルイスのバックグラウンドは予想外でした。

アメリアが彼の人柄に惹かれて誘ったのは理解できますが、たまたまルイスの容姿が整っていたのはラッキーでしたね♡

書籍の情報

書籍形式ページ数/時間発売日出版社
電子書籍
(Kindle版)
230ページ2026/ 2/14KADOKAWA
文庫本272ページ2026/ 2/14KADOKAWA

②『グラスホッパー』
 伊坂 幸太郎(著)


グラスホッパー (角川文庫)

(作品紹介)

復讐、功名心、過去の清算。3人の思いが交錯するとき、運命は動き始める!

『マリアビートル』『AX アックス』に連なる<殺し屋シリーズ>の原点!

Amazon商品ページより引用

☆ジャンル ミステリー

☆『殺し屋』シリーズ 1作目!

☆出版社 KADOKAWA・角川書店

☆カバー写真 横山 孝一 

☆ カバーデザイン 高柳 雅人

☆実写映画化 (2015年11月7日)
監督:瀧本 智行さん

役名俳優名
鈴木生田 斗真さん
鯨くじら浅野 忠信さん
蝉せみ山田 涼介さん

☆暴力描写あり、衝撃的、謎解き要素、スリリング、多視点、実写映画化・復讐、読みやすい、引き込まれる、共感する、ハラハラ・ドキドキ、応援したくなる、頼もしい、考えさせられる、思いやり、不快感、不安、心の傷、満足感、希望がわく、中毒性あり、ワクワク、深い、何度も読み返したくなる、恐怖、グロテスク(軽)、キャラクターが魅力的、酷い、予想外の展開、混乱

☆どんな本?

復讐を決意した元教師の鈴木が中心となり、殺し屋の鯨と蝉との関わりが描かれている。

個性的なキャラクターたちが生き生きと動き回り、心に残る緊張感が生まれる。

ストーリーはスピーディーで、読んでいるうちにどんどん引き込こまれていく面白さ。

殺し屋たちの仕事を通じて、人間の冷酷さや倫理についても考えさせられる場面が多い。

とりわけ、鈴木の純粋さが作品の中で大きな意味を持ち、読者に共感を呼び起こしてくるだろう。

細かな伏線やキャラクターの心情描写が巧妙に絡み合い、驚きの展開が次々と待ち受けている。

特に終盤の緊張感は、読み終えたときの満足感を大いに高めてくれる。

『グラスホッパー』は、殺し屋シリーズの初めの作品で、次の『マリアビートル』への期待もふくらむ一冊。

(あらすじ)

「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。
どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。
鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。
一方、自殺専門の殺し屋「鯨」、ナイフ使いの天才「蝉」も「押し屋」を追い始める。
それぞれの思惑のもとに──。
「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。
疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!

Amazon商品ページより引用



(感想)

復讐を誓う元教師の鈴木を主人公に、自殺を強要する鯨くじらとナイフの達人・蝉せみの視点で進んでいく。

初めの部分では、それぞれの殺し屋の仕事の様子が細かく描かれ、容赦ない残酷さの中に精神的な恐怖が漂っている。

殺し屋は依頼された仕事を感情に惑わされずに冷静にこなし、ターゲットに対して恨みや私情を持たない。
その結果、仕事に関連する感情が気にならず、重くのしかかることがない。
こうした要素のおかげで、ストーリーをスムーズかつ快適に楽しむことができる。

彼らの個性が深化するにつれて、キャラクターたちはどんどん魅力的になっていく。

一般的には悪役と考えられる殺し屋が、ヒーローのようにカリスマ的に映る瞬間もあり、驚きをもたらすことがある。

殺し屋の行動や性格には、英雄的な特質や魅力が隠されているのだ。
そんな彼らが、一つの特定の事件によってお互いに関係を持つ運命に導かれる。
キャラクターたちの関係や物語の進行を考えると、興奮が止まらなくなる。

特に、鈴木が追いかける重要な人物の真実がとても気になる。
しかし、普通の人間である鈴木が、うまく事を運べるはずがないと考えられる。
悪の組織に巻き込まれる様子は、ドキドキさせられ、心臓にとても悪い。
彼は根本的にお人好しだからだ。


果たして鈴木の運命はどのように展開するのか。
目が離せないストーリーに引き込まれてしまう。

さらに、著者の筆致によって、悪の組織のリーダー・寺原てらはらの恐ろしさが見事に表現されている。
読者は、彼がいかに恐ろしい人物であるかを強く印象付けられるだろう。


終わり方には、「え?どういうこと?」と私は混乱してしまったが、他の読者の方々の考え方を元にすることで、自分なりに納得できた。

深く練り込まれていると感動した。

全体の構成は緻密で、著者が伝えたいメッセージを感じることができる点も魅力的だ。

刺激的な物語の世界に浸れて、時間を忘れて楽しめた。

面白かったので、シリーズ全て読破する予定。

書籍の情報

書籍形式ページ数/時間発売日ナレーター出版社
電子書籍
(Kindle版)
345ページ2008/ 2/ 1――KADOKAWA
単行本322ページ2004/ 7/31――角川書店
文庫本352ページ2007/ 5/30――KADOKAWA
Amazon
オーディオブック
(Audible)
10時間 2分2016/11/24原島 梢KADOKAWA
※Amazon Audible会員は定額聴き放題
楽天ブックス
¥880 (2026/06/26 21:20時点 | 楽天市場調べ)


③『殺し屋の営業術』
 野宮有(著)


殺し屋の営業術

(作品紹介)

◎新人作家が大躍進!! 2026年本屋大賞第6位!◎

◎第71回江戸川乱歩賞受賞◎
◎王様のブランチBOOK大賞2025 受賞◎
(TBS系 毎週土曜日 あさ9時30分から生放送)

◆シリーズ化決定! 第2巻『殺し屋の出世術』7/29発売予定◆
◆重版とまらず! 15万部突破!!◆

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大大大反響!! 大大大重版!!!!
テレビ、新聞、ラジオ、雑誌で話題沸騰!

第71回江戸川乱歩賞受賞作
異例の超ハイレベル最終候補作の中で、ぶっちりぎり第1位!

Amazon商品ページ(単行本)より引用


☆ジャンル ミステリー

☆出版社 講談社

☆装画 八木 宇気

☆装丁 bookwall

☆コンゲーム、読みやすい、引き込まれる、ハラハラ・ドキドキ、応援したくなる、頼もしい、考えさせられる、クスッと笑える、不快感、暴力描写あり、不安、衝撃的、戦い、謎解き要素、満足感、希望がわく、スリリング、期待、キャラクターが魅力的、酷い、予想外の展開、嫉妬、覚醒、空虚さ

☆どんな本?

凄腕営業マンの鳥井は、営業成績を常に一位に保ち、仲間から尊敬されていた。
やがて嫉妬やねたみにかわり、転職を繰り返す。
さらに、好成績を取りながらも、心の中は満たされていなかった。

ある日、特殊な案件のために訪れた先で、血だらけの死体を目にする。
これが彼を命がけの営業に巻き込むきっかけとなる。
緊迫した状況の中で、彼は巧みな営業スキルを駆使し、殺し屋たち相手に生き残りをかけて奮闘することに。

心理学や戦略を駆使した商談は、緊張感と興奮に満ち、読者を惹きつける!

夢中になって読み進めたくなる魅力にあふれている作品。


(あらすじ)

営業成績第1位、契約成立のためには手段を選ばない、凄腕営業マン・鳥井。
アポイント先で刺殺体を発見し、自身も背後から襲われ意識を失ってしまう。
鳥井を襲ったのは、「ビジネス」として家主の殺害を請け負っていた「殺し屋」だった。
目撃者となってしまった鳥井は、口封じとして消されそうになる。
絶体絶命の状況の中で、鳥井は殺し屋相手に「ここで私を殺したら、あなたは必ず後悔します」と語り出す。

「今月のノルマはいくらでしょう? 売上目標は?」
「契約率は25%……、残念ながら、かなり低いと言わざるを得ません」
「どうしてこんな状況になるまでプロの営業を雇わなかったんですか?」

そう……これは商談なのだ。
研ぎ澄まされた営業トークを矢継ぎ早に展開し、場の空気を掌握する鳥井。

「あなたは幸運です。私を雇いませんか? この命に代えて、あなたを救って差し上げます」

契約成立。
鳥井は、殺人請負会社に入社することに。
前代未聞の、「命がけの営業」が始まる――。

常識を覆す発想から走り出す、ジェットコースター・ミステリー!

Amazon商品ページ(単行本)より引用



(この本の魅力)

主人公は鳥井 一樹とりい かずき・36歳。
一般の凄腕営業マンから裏社会へと飛び込む物語が展開する。

彼は営業成績を一位で維持し続け、最初は会社の仲間から尊敬されていた。
しかし、次第に嫉妬やねたみを感じるようになり、彼は見極めの時期を迎えて別の会社に転々とする。
さらに、恋人からの核心を突く疑問は印象的だ。
どんなに好成績を収めても、彼の心は満たされない。
その空虚さを埋めるものがなかった。

ある日、彼は特殊な案件を担うことになり、事態が一変する。
訪問先で目にするのは、血だらけの死体という衝撃的な光景で、わりとグロい。
この瞬間から物語は緊迫感に満ちたものになり一気に面白くなってくる。

鳥井は、殺し屋たちを相手に自らの営業スキルを駆使し、命を繋ごうと奮闘する。
彼の緊急事態の中での冷静さは際立っていた。
一歩間違えれば命を奪われる状況の中で、彼は巧妙に話を展開し、生き残ろうとする。
彼の功績は知っているが、彼がどのようにそのノルマを達成してきたのかはこの段階では明かされていない。
なので、主人公のスキルや戦略が未知であることが、読者にさらなる緊張感を生むところだ。

彼が直面するノルマは重く、億単位の額は簡単には達成できないと誰もが想像できる。
この挑戦の中で、彼は裏社会のとても強力な相手に立ち向かう決意を示す。
彼の行動が成功するのか、それともただの怖いもの知らずに終わるのか、どちらか。

読者は彼の運命がどう変わるのかと、期待と不安を抱きつつ見守ることになる。

鳥井がどんな計画を立て、ノルマ達成の道筋を見出すのか、そして彼が才能を発揮する瞬間が待ち遠しい。

運命がどのように展開するのか、興奮は止まらず、夢中で物語を読み進めてしまうほど素晴らしい作品に仕上がっている!

続編出ないかな~とひそかに期待してしまう。

書籍の情報

書籍形式ページ数/時間発売日ナレーター出版社
電子書籍
(Kindle版)
303ページ2025/ 8/29――講談社
単行本296ページ2025/ 8/29――講談社
Amazon
オーディオブック
(Audible)
8時間38分2026/ 4/ 3外崎 友亮Audible
Studios
※Amazon Audible会員は定額聴き放題
楽天ブックス
¥2,145 (2026/06/26 22:16時点 | 楽天市場調べ)


④『サイレント・ブレス 
看取りのカルテ』
南 杏子(著)


サイレント・ブレス 看取りのカルテ (幻冬舎文庫)

(作品紹介)

誰もが避けては通れない、愛する人の、そして自分の「最期」について静かな答えをくれる、各紙誌で絶賛された現役医師のデビュー作。2018年6月21日のNHK「ラジオ深夜便」にて紹介され、話題沸騰中!「生とは何か。死とは何か。答えの出ない問いへの灯りのような一冊」(書評家・吉田伸子さん)「本書を読んで何よりも私は、救われた、と感じた」(書評家・藤田香織さん)

Amazon文庫本商品ページより引用

☆ジャンル 医療小説・ミステリー・連作短編

☆出版社 幻冬舎

☆カバーデザイン 印南 貴行

☆カバーイラスト 坂内 拓

☆読みやすい、引き込まれる、共感する、ためになる、心温まる、切ない、頼もしい、考えさせられる、不安、思いやり、衝撃的、現実とリンク、忍耐、涙がこぼれそうになる、胸が締めつけられる、感情移入する、重めな内容、読みごたえあり、命の尊さ、

☆どんな本?

在宅医療をテーマにした感動的な医療小説。

主治医である水戸 倫子みと りんこが、余命わずかな患者たちのもとを訪れ、彼らの最後の時間を共に過ごす様子が描れている。

倫子は、患者一人ひとりと真剣に向き合い、彼らの気持ちを大切にしながら療養生活を支えていく。

6人の患者のエピソードを通して、生命の重さや別れの切なさを考えさせられる。

自分や大切な人が、どのように最期を迎えたいかを見つめるきっかけになる内容だ。

全体として温かくて、心に響くストーリーが心に深く残ることだろう。

(あらすじ)

大学病院の総合診療科から、「むさし訪問クリニック」への“左遷”を命じられた37歳の水戸倫子。そこは、在宅で「最期」を迎える患者専門の訪問診療クリニックだった。命を助けるために医師になった倫子は、そこで様々な患者と出会い、治らない、死を待つだけの患者と向き合うことの無力感に苛まれる。けれども、いくつもの死と、その死に秘められた切なすぎる“謎”を通して、人生の最期の日々を穏やかに送れるよう手助けすることも、大切な医療ではないかと気づいていく。そして、脳梗塞の後遺症で、もう意志の疎通がはかれない父の最期について考え、苦しみ、逡巡しながらも、大きな決断を下す。その「時」を、倫子と母親は、どう迎えるのか?

Amazon商品ページより引用


(主な登場人物の特徴)

◯水戸 倫子みと りんこ
・主人公 37歳
・説明が丁寧なため診察が遅い
・無能だと思われがち

・新宿医科大学病院の総合診療科に10年間勤務
・異動先は「むさし訪問クリニック」
・中野のマンションに住んでいる


○武田 康介 たけだ こうすけ
・茶髪の男性

・背が高い
・語尾に「~っす」を使うのが特徴
・幼さの残る顔立ち
・白衣はよれていて、耳にピアス
・看護師として働いている
・軽い感じだがしっかりしている
・元ヤンキー


○大河内 仁おおこうち ひとし
・新宿の大学病院の教授

・倫子に移動を指示した人物
・丸い顔に小さな目
・昨年、還暦を迎えた
・面倒見がよく、倫子を気にかけている


○亀井 純子かめい じゅんこ
・「むさし訪問クリニック」の医療事務員
・明るく気軽に話しかける性格


(舞台と世界観)

舞台は「むさしの訪問クリニック」で、主治医は新宿の大学病院から異動してきた水戸倫子。

このクリニックは在宅医療が主に描かれているが、実際には外来も受け付けている。

外来の認知度が低いのだ。

倫子は、余命わずかな患者たちと深い絆を築きながら、痛みを和らげ、心に寄り添う医療を提供する。

患者やその家族の思いも描かれ、彼らがどのように最期を迎えるかが印象的だ。

倫子自身も、大切な人との別れを経験し、医療や命の本質を考えさせらる。

この作品から、終末期医療の現実や命の深さを感じることができるだろう。


(この本の魅力)

訪問クリニックで奮闘する、37歳の医師、水戸 倫子みと りんこの物語。

この連作短編では、彼女が終末期医療の大切さを伝えてくれる感動的なエピソードが描かれている。

倫子は新宿の大学病院での忙しい日々を経て、訪問クリニックに異動。
そこで、余命わずかな患者たちと向き合いながら、彼らの人生の最期の瞬間を尊重し、心を込めて寄り添う。

6人の患者さんそれぞれの性格や病気、彼らがどのように受け止めているか、また支えてくれる家族や周りの人々の気持ちが、とてもリアルに描かれている。

この作品を読んでいると、いつか自分も迎える死について考えさせられる。

そして、倫子がこの訪問クリニックを任された理由や、大切な人との別れについても深く掘り下げられていて、何が正解か迷いながらも人間らしい姿が描かれている。

読み進めることで、自分や身近な人との関係を考え直すことができると思う。

私はその内容に胸が痛くなったが…

少し重い内容だが、だからこそ読む価値がある作品。


(ひとこと)

👧先のことは誰にもわかりません。

自分で考え判断できるうちに、周りの人に、少しでもどうしたいのかを伝えておくと良いかもしれない。
今からでも、自分の思いを言葉にしておけば、周りの人もいざというときに迷わずに済むかもしれないですし。

まずは自分の頭の中を整理整頓してみようと思います。

書籍の情報

書籍形式ページ数/時間発売日ナレーター出版社
電子書籍
(Kindle版)
335ページ2018/ 7/11――幻冬舎
単行本325ページ2016/ 9/ 8――幻冬舎
文庫本407ページ2018/ 7/12――幻冬舎
Amazon
オーディオブック
(Audible)
11時間38分2021/11/12疋田 涼子Audible
Studios/幻冬舎
※Amazon Audible会員は定額聴き放題


シリーズ本の途中作1冊のご紹介!
(2026年4月)

お知らせ

メイン記事の紹介本とは別枠で、シリーズの途中の作品をご紹介する理由は、読者によってはネタバレと感じると思ったからです。

できれば最初から順番に楽しんでいただきたいという思いがあり、これまでシリーズの途中の作品については面白かったとしてもご紹介するのを避けていました。

しかし、やはり面白い作品を多くの人に知ってもらいたいという強い思いから、途中作に関しては別枠を設けてサクッとご紹介することに決めました。

これにより、読者の皆さんにとって、さらに楽しめるコンテンツが増えると期待しています。

ちみる
ちみる

今月読んだ本の中で面白かったシリーズの途中作1冊をご紹介します!

⑤『マリアビートル』
伊坂 幸太郎(著)
シリーズ2作目を
サクッとご紹介!

楽天ブックス
¥1,144 (2026/06/26 22:16時点 | 楽天市場調べ)

(作品紹介)

物騒な奴らを乗せた新幹線は疾走する! ノンストップエンターテインメント

★2022年、ハリウッド映画化!!★
主演:ブラッド・ピット
監督:デヴィッド・リーチ(『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』)
邦題:『ブレット・トレイン』(原題:BULLET TRAIN)

★英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳部門 ショートリスト作品(最終候補作)(英題『Bullet Train』)

殺し屋シリーズ累計300万部突破!
東京発盛岡着、2時間30分のノンストップエンターテインメント!

幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利きの二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。
小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の到達点!
『グラスホッパー』『AX アックス』に連なる、殺し屋たちの狂想曲。

Amazon商品ページより引用

(感想)

『殺し屋』シリーズの2作目を読み終えた!

新幹線の中で繰り広げられる緊迫した殺し屋たちの戦いが描かれている。

この物語では、限られた時間の中で次々と起こる予想外の出来事に、目が離せなくなるだろう。

殺し屋たちが行っているミッションは一見簡単に思えるかもしれないが、実際にはさまざまな要素が絡み合い、単純な話ではなくなっていくから面白い。

さらに、個性豊かなキャラクターたちにどんどん引き込まれる感覚が気持ちいい。

誰が勝者となり、誰が敗者となるのか。
ミスをすれば怖~い依頼主からどんな制裁が下るのかと想像してしまい、緊張が途切れない。
息をのむ展開が続き、最後まで目が離せない。

ある人物から難しい疑問が繰り返し投げかけられ、登場人物たちがそれに答えるシーンが何度か登場する。
彼らの返事を聞いているうちに、自分の価値観を見つめ直すきっかけを得られるだろう。
私は明確な答えを出せず、難しくて考え込んでしまった。

そして、私のお気に入りのキャラクターの蜜柑と檸檬は、容姿が似ていて双子だと誤解されるほどだが、本人たちはそれを嫌がっている。
しかし、彼らの信頼と絆を知ることで、その関係の美しさに気づき、感動する。

そして、私はある人物に対して、悪いことをしたらしっかりと、罰を与えるべきだと読み進める中で、その願いがずっと心にあった。
読後はすっきりとした気持ちになり、もやもやした感情が解消されて、かわいそうだが最高だった!

ハリウッド映画化もされたこの作品は、殺し屋の魅力がたっぷりと詰まった一冊。
納得する面白さなので、ぜひ読んでみて欲しい!

ちみる
ちみる

「殺し屋」シリーズは、2026年4月時点で全4作が刊行されています。
なかでも2作目は、一作目を超える面白さがあり、強く印象に残りました。


このまま4作目まで読み進めるのが楽しみでなりません!


おわりに

ちみる
ちみる

今月は、11冊の本を読み、その中で特に面白かった本5冊をご紹介しました。


いかがでしたか?

今月もまた、素敵な本たちに巡り会えました。

ふと振り返ると、なぜか「殺し屋」がテーマの作品ばかり読んでいて、自分でもびっくりしました。
普段は心温まるお話や涙する感動系が多いので、今月はちょっと刺激が欲しかったのかもしれません。

4月は環境の変化もあって緊張する場面が多かったので、心が少しピリッとしていたのかなぁ、と。
自分に「がんばれー」と気合いを入れたかったのかもしれません。

読んだ本を振り返ると、その月の心の状態が見えてくる気がします。
心と行動って、やっぱりつながっているんですね。
こういうこと、みなさんもご経験ありますか?

来月はどんな本を手に取るのか、心の声に耳を傾けながら選んでみたいと思います!


当ブログでは、できるだけたくさんの作品に触れ、面白い!と感じた本だけをご紹介しています。

私がご紹介した作品の中から、次に読みたい一冊が見つかればとても嬉しいです!

あなたの新たな読書への旅が、こころ豊かなものとなりますように。

ちみる
ちみる

それでは、
またお会いできる日を楽しみにしています!


お付き合いいただき、ありがとうございました。

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