キュンキュンしたい人これ読んで!小説『鬼の花嫁』シリーズ全9作!誰もが憧れる逆転劇と愛の物語♡
 

ちみる
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こんにちは。
読書好き主婦ちみるです!

お知らせ

このブログは、私が読んで面白いと感じた本だけを紹介しています。
人生で読める本の数には限りがありますよね。

限られた時間の中で、どれだけ心に残る作品と出会えるか。その探求をお手伝いできれば幸いです。

皆さんが一冊でも多く、心を動かす本に出会えるように、ここでの情報がお役立ちになればと思います!

ちみる
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それでは、今回ご紹介したい本は
スターツ出版、クレハさんの『鬼の花嫁』シリーズ」です!

『鬼の花嫁』シリーズには、小説とコミックがありますが、ここでは小説だけに焦点を当てます。
『鬼の花嫁』シリーズは新婚編を含めて、現時点で(2024年12月)全9作が発行されています。

私はこの作品に出会って、改めて愛の素晴らしさを実感しました。
年齢を重ねても、このドキドキ感は変わりません。
一冊目を読み始めると続きが気になってあっという間に読み進めてしまうことでしょう。


この作品から多くの幸せを分けてもらい、楽しいひとときを過ごせたことに心から感謝しています。
ぜひあなたにも、このような体験をしていただきたく、この記事を作成しました。
楽しんでいただければ幸いです!

ちみる
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それでは、現時点で発行されている全9冊の魅力を順に紹介していきますので、
どうぞ最後までお付き合いください。

こんな人にオススメ!

①和風シンデレラストーリーが好き

②あやかし、異能バトルなど、ファンタジーな設定が好き

③ハイスペックイケメン、溺愛系にキュンキュンしたい

クレハ(著)鬼の花嫁シリーズ全9冊のご紹介!

①クレハ(著)『鬼の花嫁~運命の出逢い~』
(スターツ出版文庫)
シリーズ1/9作目


鬼の花嫁~運命の出逢い~ (スターツ出版文庫)

☆ライトノベル、恋愛ファンタジー小説
☆鬼の花嫁シリーズ 1/9作目

☆ファンタジー、異能、溺愛、イケメン、頼もしい、引き込まれる、面白かった、キュンキュン、応援したくなる、不快感、中毒性、幸福感、恋愛要素、成長、怒り、いじめ、悔しさ、憧れる、スッキリ、対決

高校生の平凡な柚子ゆずが、不幸な境遇から逆転し、鬼のあやかしである鬼龍院玲夜きりゅういんれいやの花嫁として特別な人生を歩む物語。

柚子は、家族に虐げられた日々を送っていたが、突然あやかしのトップである玲夜の花嫁に選ばれ、一変した運命を迎える。
彼女がどのように幸せを掴んでいくのか、そのギャップと成長を期待しながら読み進めることができる。

これまで彼女を虐げていた両親や妹、そして狐のあやかし・孤月瑶太こげつようたとの立場の逆転がもたらすスッキリ感は、読んでいて爽快な気分を与えてくれた。

愛する者を守る玲夜は心強く、ひじょうに魅力的である。
そしてイケメンで圧倒的な権力を持つ玲夜は、強さと優しさを併せ持つキャラクターでもある。

普段はクールな玲夜が、柚子にだけ向ける特別な笑顔には、愛されているという安心感がある。
こうした幸せな関係は憧れの光景である。

また、柚子の親友・透子とうこがサバサバしていて頼もしく、彼女を支える姿には感動を覚える。

逆境を乗り越える柚子の成長や友情の大切さも描かれ、読み手に勇気や希望を与えてくれる。

そして社会的な不平等や不当な扱いに対する反撃の姿勢も描かれ、多くのテーマが詰まっている。

さらに、魅力的なキャラクターたちや、登場人物たちが経験する感情の変化が強く描かれていた。
このような情感豊かな描写によって、キャラクターに感情移入しやすく、彼らの喜びや悲しみ、緊張感などが伝わってきた。

美しさと権力を兼ね備えた玲夜との恋愛を通じて、柚子が真の幸せを見つけていく姿に共感し、憧れる。

👧私はおばちゃんだが、柚子の誰もが羨むイケメンからの溺愛ぶりは、終始キュンキュンさせられ、幸せをたくさん分けてもらえた。

まだまだ続きがあるのが本当に贅沢で嬉しい!


・電子書籍(Kindle版) 269ページ (2020/10/28発売)

・文庫本 325ページ (2020/10/28発売)
・オーディオブック(Audible版)7時間59分 ナレーター(野椛 ゆうか) (2024/6/14配信)※Audible会員は定額聴き放題


②クレハ(著)『鬼の花嫁二~波乱のかくりよ学園~』
(スターツ出版文庫)
シリーズ2/9作目!


鬼の花嫁二~波乱のかくりよ学園~ (スターツ出版文庫)

☆ライトノベル、恋愛ファンタジー小説
☆鬼の花嫁シリーズ 2/9作目

☆ファンタジー、異能、溺愛、イケメン、頼もしい、引き込まれる、読みやすい、面白かった、キュンキュン、ハラハラドキドキ、中毒性、恋愛要素、成長、憧れる、対決、イライラ、不快感、応援したくなる、スリリング

舞台はかくりよ学園大学部だ。


物語は、鬼龍院の次期当主、玲夜れいやの花嫁となった柚子ゆずを中心に展開する。


柚子は玲夜に愛され、素敵な大学生活を送るはずだったが、周囲にはさまざまな葛藤が待ち受けていた…


そして今作でも、溺愛される幸せをたくさんわけてもらった♡
クールな玲夜が柚子にだけ向ける柔和な笑顔やその愛情表現には、思わずキュンとする。

完璧な容姿と権力を持つ玲夜に愛される柚子は、史上最強の花嫁だ。
柚子に向けられた愛情は、周囲の女性たちを驚かせるほどで、惹かれる瞬間がたくさんある。
ここまでの溺愛っぷりは、読んでいて専属の幸せを感じる。


しかし、物語はただの甘い恋愛だけではない。
あやかしの花嫁においても、双方の気持ちが必須であることは言うまでもない。柚子と玲夜がうまくいく一方で、今回登場する花嫁のあずさは苦しむ姿などが描かれ、愛の本質について考えさせられた。
何が本当の幸福なのかを問いただすストーリー展開は、深いメッセージ性を持っている。


そして、物語にはピンチも多発する。
柚子の危機や、ある者との対立など、スリリングな展開が…
これに対して玲夜がどのように立ち向かうのか、彼の強さや愛が試される瞬間は、期待やドキドキが止まらなかった。
柚子を守るための玲夜の奮闘ぶりは、興味を引く要素となっている。

この作品は、ただの恋愛小説ではなく、愛の本質、友情や成長の物語で、自身の心をさまざまな感情で満たしてくれる作品。

👧玲夜の魅力は周囲に影響を与えすぎて困りますね…
でも、柚子なら乗り越えられる!頑張れ!


・電子書籍(Kindle版) 240ページ (2021/1/4発売)

・文庫本 289ページ (2020/12/28発売)
・オーディオブック(Audible版)6時間57分 ナレーター(野椛 ゆうか) (2024/6/28配信)※Audible会員は定額聴き放題


③クレハ(著)『鬼の花嫁三~龍に護られし娘~』
(スターツ出版文庫)
シリーズ3/9作目!


鬼の花嫁三~龍に護られし娘~ (スターツ出版文庫)

☆ライトノベル、恋愛ファンタジー小説
☆鬼の花嫁シリーズ 3/9作目

☆ファンタジー、異能、溺愛、イケメン、頼もしい、引き込まれる、読みやすい、面白かった、キュンキュン、ハラハラドキドキ、不快感、暴力、中毒性、憧れる、幸福感、成長、不安感、怒り、悔しさ、笑える、対決、イライラ、モヤモヤ、スッキリ、スリリング、応援したくなる

物語は、あやかしの頂点に立つ鬼、鬼龍院の次期当主の玲夜れいやと、彼の花嫁である柚子ゆずの成長が描かれている。

柚子は大学2年に進学。
花嫁修業を重ねる中で、人間界でのトップの令嬢、一龍斎いちりゅうさいミコトが登場。
彼女は玲夜の花嫁の座を狙ってくる。
しかし、玲夜からの「お前を手放しはしない」という揺るぎない愛の言葉は、柚子にとってどれほど心強いものになるのだろうか…

今作も登場人物たちは魅力的だった。
柚子の親友である透子とうこは彼女の心の支えになっていて、相変わらず頼もしい。
にゃん吉の正論を言う思考にはクスッと笑い共感のあらし。
玲夜の元婚約者の桜子さくらこや、柚子の幼馴染みの浩介こうすけ、柚子の強力なライバルなども登場し、それぞれが柚子の成長を助けるキーパーソンとなる。
さまざまなキャラクターが織りなす人間関係は、読み応えがあった。

そして、今作ではコミュニケーションの大切さが強調されていると感じた。
柚子と玲夜の関係はどこか遠慮があり、互いの気持ちを率直に伝えることでさらに深まっていく。
不安や不信感を乗り越えていく姿勢は素晴らしかった。
彼らのやり取りから、自身の人間関係についても考えさせられる。

また、自己成長や友情の大切さも描かれていた。
柚子は試練を乗り越えながら自信を取り戻し、周囲の支えを得て成長していく。その姿は感動的。
彼女の奮闘は誰もが共感できるものだろう。

そしてワクワクする展開もあった。
柚子はライバルのミコトとの葛藤や、自分も玲夜の役に立ちたいという気持ちが描かれていた。
かなりモヤモヤしたが、柚子はしっかりと頑張った。
特に、柚子を大切に思っている玲夜が、どのように柚子を守り、協力していくかが見どころだ。
爽快感を味わえる瞬間が気持ちいい。

その他、緊迫感のあるシーンや、思わずニヤリとしてしまうコメディ要素もたくさん盛り込まれていて、とても面白かった。

今作は、感情の豊かさや成長、友人との絆が描かれ、わたしたち読者に深いメッセージを伝えてくれる。
次の巻もとても楽しみだ!

👧柚子は、玲夜の伴侶になることに対して、大きなプレッシャーを感じていますね。
それも当然のことでしょう。
それでも逃げ出さずに立ち向かう姿は頼もしいです。
これからも応援したい!


・電子書籍(Kindle版) 270ページ (2021/5/28発売)

・文庫本 327ページ (2021/5/28発売)
・オーディオブック(Audible版)7時間53分 ナレーター(野椛 ゆうか) (2024/7/26配信)※Audible会員は定額聴き放題


④クレハ(著)『鬼の花嫁四~前世から繋がる縁~』
(スターツ出版文庫)
シリーズ4/9作目!


鬼の花嫁四~前世から繋がる縁~【電子限定SS付き】 (スターツ出版文庫)

☆ライトノベル、恋愛ファンタジー小説
☆鬼の花嫁シリーズ 4/9作目

☆ファンタジー、異能、溺愛、イケメン、頼もしい、引き込まれる、心温まる、切ない、読みやすい、共感、面白かった、キュンキュン、ハラハラドキドキ、笑える、中毒性、憧れる、応援したくなる、幸福感、恋愛要素、不安感、楽しい、心の闇、スリリング、笑える、ニヤニヤ♡

今作も、様々なエピソードが詰まっていて、キャラクターたちの日常が生き生きと描かれていた。

特に、柚子ゆずの祖父母への孝行は心温まる内容だった。

そして、前作までは玲夜れいやに付きまとう女性たちに悩まされた柚子だが、今回は柚子がモテる展開になっている。
玲夜のやきもちが可愛らしく、柚子への溺愛ぶりも変わらずである。
思わずニヤニヤしてしまう瞬間が多い♡

そして新しいキャラクターの登場によって、命がけの対決が待ち受けている。
鬼龍院と霊獣たちが協力し、勝てるかどうかわからない強敵に立ち向かう場面は、緊張感がある。
過去との因縁に向き合いながら、愛や友情を大切にする姿が描かれ、感情移入することができる。

また、笑えるシーンも多く、あるキャラクターに対する雑な扱いには思わず笑ってしまう。
スリリングな展開と笑いのギャップが物語の魅力を引き立てていると感じた。

👧まだまだ続編があるのが嬉しい!
柚子と玲夜の成長をこれからも見守っていきたいと思う。


・電子書籍(Kindle版) 269ページ (2021/9/28発売)

・文庫本 320ページ (2021/9/28発売)
・オーディオブック(Audible版)7時間42分 ナレーター(野椛 ゆうか) (2024/8/30配信)※Audible会員は定額聴き放題


⑤クレハ(著)『鬼の花嫁五~未来へと続く誓い~』
(スターツ出版文庫)
シリーズ5/9作目!


鬼の花嫁五~未来へと続く誓い~【電子限定SS付き】 (スターツ出版文庫)

☆ライトノベル、恋愛ファンタジー
☆鬼の花嫁シリーズ 5/9作目
☆ファンタジー、異能、溺愛、イケメン、頼もしい、引き込まれる、心打たれる、心温まる、読みやすい、共感、面白かった、キュンキュン、ハラハラドキドキ、笑える、応援したくなる、不快感、中毒性、幸福感、恋愛要素、成長、不安感、憧れる、対決、怒り、虚しさ、切ない、スッキリ

柚子ゆずと鬼のあやかし・玲夜れいやの結婚準備が進む中で、2人の愛と成長が描かれた今作は、わたしたち読者を惹きつける魅力的な要素が満載だった。
結婚衣装選びのシーンでは、緊張と期待が入り混じり、柚子の幸せがこちらにも伝わってくる。
しかし、物語は甘いだけではなかった。
知らない女性と抱き合う玲夜の姿を、柚子が目にすることで、不安が浮上し、思わず息を飲む。
これによりストーリーは深みを増し、柚子の心情がリアルに感じられる瞬間となる。
玲夜の優しさが時に裏目に出る展開には、思わず感情移入してしまう。
結婚の準備という一見華やかなシーンの裏には、葛藤や試練が存在するからこそ、物語はより深く、共感を呼ぶのだろう。

また、柚子は自身の家族との関係にも向き合う。
過去の出来事を乗り越え、玲夜との未来に向かって進んでいこうとする強い決意が感じられる。この描写からは、柚子の成長が実感できた。

さらに、柚子の親友・透子とうこや猫又のあやかし・にゃん吉との幸福な展開も見逃せない。
彼らの友情は物語の重要な要素で、心温まるエピソードが展開される。

また、新たなキャラクターも登場し、ストーリーにさらなる動きをもたらす。

今作は、愛が人を強くし、過去を乗り越えさせる力を持っていることが作品を通じて深く伝わってきた。
次作は新婚編へ。
まだまだ続編があるので、とても楽しみだ!

👧私は龍が大好きだ。
うにょうにょの動き、やることなすこと全てが面白くて、いつも笑わせてくれる。


・電子書籍(Kindle版) 227ページ (2021/12/28発売)

・文庫本 280ページ (2021/12/28発売)
・オーディオブック(Audible版)6時間25分 ナレーター(野椛 ゆうか) (2024/9/27配信)※Audible会員は定額聴き放題


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ここから『鬼の花嫁』シリーズ 新婚編がはじまります!

⑥クレハ(著)『鬼の花嫁新婚編~新たな出会い~』
(スターツ出版文庫)
シリーズ6/9作目!


鬼の花嫁 新婚編一~新たな出会い~【電子限定SS付き】 (スターツ出版文庫)

☆ライトノベル、恋愛ファンタジー小説
☆鬼の花嫁シリーズ 6/9作目

☆ファンタジー、異能、溺愛、イケメン、頼もしい、引き込まれる、読みやすい、共感、面白かった、キュンキュン、ハラハラドキドキ、笑える、不快感、怖い、恋愛要素、中毒性、憧れる、心の闇、対決

柚子ゆずは晴れて鬼の花嫁となった。
結婚後は更に甘いムードが漂い、一秒でも離れたくない柚子と玲夜れいやだが、共に過ごす時間の少なさに寂しさを感じている。
この二人の姿は愛の深さを物語り、多くの人々の共感を呼ぶだろう。

そして、柚子は結婚したことで花茶会はなちゃかいに招待される。
花茶会とは、あやかしの夫をもつ花嫁たちだけが集まる特別なイベントである。柚子はそこで、強い束縛でうんざりしている花嫁たちの実情を目の当たりにする。
彼女が花嫁でありながら自由に過ごしていることについて、周囲の反応は…
だが、この花茶会を通じて、玲夜の寛容さや、二人が夫婦としてしっかりと向き合い、愛し合っていることを実感する。

さらに料理学校に通い始めた柚子は、新たな環境に戸惑いながらも、少しずつ前進していく。
しかし、ある日、思わぬ事件が発生する。
その出来事がきっかけとなり、柚子の周囲には不穏な影が忍び寄っていることが明らかに…
柚子は、玲夜に相談すれば簡単に辞めさせられることを危惧し、ある行動に出るが、事態は予想以上にエスカレートしていく…
この事件からも、玲夜の柚子への深い愛情が読み取れる。
愛されることの幸せと、時にそれが重く感じられるジレンマが見事に描かれていた。


今作は、愛や友情、自己実現などが描かれていた。
さまざまなキャラクターたちが織り成すドラマがあり、物語への没入感を高める要素となっている。


そして、柚子と玲夜の新婚生活において、互いの価値観や生活スタイルを尊重しながらさらに深まっていく愛の様子が見事に表現されていると感じた。
玲夜は柚子を心配するあまり、彼女を閉じ込めておきたくなるが、柚子にとってはそれが重荷に感じられることもある。
しかし、これほど愛されていることは安心でもあり、幸せなことでもある。
何より、毎度のことだが、玲夜の姿を見た女性たちが黄色い声を上げ、騒ぎを起こすほど格好良いことが羨ましい。
美しい顔が目覚めた瞬間に、目の前にあり、柚子に向かってにっこりと微笑む姿には、朝から心臓がバクバクしてしまうだろう。


👧今作のキャラも個性的でした。
ただ、少し不気味に感じる部分もありました💦

このシリーズは、まだまだ続編を楽しめるので、贅沢でありがたいです。

・幻冬舎
・電子書籍(Kindle版) 216ページ (2022/8/26発売)

・文庫本 255ページ (2022/8/28発売)
・オーディオブック(Audible版)6時間7分 ナレーター(野椛 ゆうか) (2024/11/1配信)※Audible会員は定額聴き放題


⑦クレハ(著)『鬼の花嫁新婚編ニ~強まる神子の力~』
(スターツ出版文庫)
シリーズ7/9作目!


鬼の花嫁 新婚編二~強まる神子の力~【電子限定SS付き】 (スターツ出版文庫)

☆ライトノベル、恋愛ファンタジー小説
☆鬼の花嫁シリーズ 7/9作目

☆ファンタジー、異能、溺愛、イケメン、頼もしい、引き込まれる、読みやすい、共感、面白かった、キュンキュン、ハラハラドキドキ、笑える、不快感、怖い、恋愛要素、中毒性、憧れる、ニヤニヤ♡、笑える、対決、尊敬

鬼のあやかしである玲夜の妻となった柚子ゆずは、玲夜れいやの溺愛を受け、幸せな新婚生活を送っている。

しかし、彼女の平穏は長くは続かない。

龍と撫子なでしこからのお願いにより、社にお参りをし、神子みこの力が強まっていく中で、柚子は不思議な気配を感じるようになる。

そんな矢先、柚子は、同じ料理学校に通う芽衣めいが、あやかしに絡まれているのを見かけ、思わず助けに入るのだが…


今作は、柚子に対して常に批判的だった芽衣の事情が明らかになる。
芽衣の過去には複雑な背景が隠れ、物語に深みを与える。
さらに、あやかしの男も絡んできて、物語の緊張感を高める。
しかし、龍の存在が加わることで、時折笑えるシーンも広がり、バランスが取れていた。
登場人物たちの背景が丁寧に描かれ、芽衣のツンデレな性格も理解できるだろう。
しかし、もう少し柚子に優しく接してほしいと思う。
柚子と芽衣の関係がどのように変化していくのか、今後の展開に期待が高まるところだ。

さらに、花嫁に選ばれた者が必ずしも幸福をもたらすわけではないことを強調していると感じた。
一方で、柚子のように恵まれた相手に出会うケースもあることも示されている。他のあやかしと改めて比較してみると、玲夜のような素敵な人が夫であることは、本当に幸せなことだと実感する場面がある。
いざという時に頼りになる玲夜を、心から尊敬する。
彼の強さと優しさに感謝だ。
そして、柚子が、鬼龍院の次期当主の妻としての立場を理解し、毅然とした態度で振る舞う姿に成長を感じた。
さまざまなプレッシャーを抱えていると思うが、玲夜を思う気持ち、自分を深く愛してくれる存在がいるからこそ、柚子も強くなろうと頑張れるのだと思う。
愛の力は本当に大きい。

👧待ちに待った新婚旅行では、玲夜のスケールの大きさが際立つ。
結婚指輪も含め、普通の人々にはなかなか手の届かない贅沢な旅行プランだ。
それでもある理由で、玲夜の本来の希望通りではなかったというから驚く。
一生に一度きりだからと、玲夜が忙しい最中、ひとつひとつ丁寧に考え実行してくれるその優しさこそが嬉しいところだろう。
柚子と玲夜の甘い時間に心が弾み、ニマニマと想像してしまった♡

ラスト、尾を引くような余韻を残して終わる。
柚子に一体何が起きているのか、続きが気になって仕方がない…

・幻冬舎
・電子書籍(Kindle版) 216ページ (2022/8/26発売)

・文庫本 255ページ (2022/8/28発売)
・オーディオブック(Audible版)6時間7分 ナレーター(野椛 ゆうか) (2024/11/1配信)※Audible会員は定額聴き放題


⑧クレハ(著)『鬼の花嫁新婚編三~~』
(スターツ出版文庫)
シリーズ8/9作目!


鬼の花嫁 新婚編三~消えたあやかしの本能~【電子限定SS付き】 (スターツ出版文庫)

☆ライトノベル、恋愛ファンタジー小説
☆鬼の花嫁シリーズ 8/9作目

☆ファンタジー、異能、溺愛、イケメン、頼りになる、引き込まれる、読みやすい、共感、面白かった、キュンキュン、ハラハラドキドキ、笑える、不快感、怖い、恋愛要素、中毒性、憧れる、イライラ、不安感、スッキリ

新婚旅行を終えた柚子ゆずは、玲夜れいやと共に幸せな日々を過ごすはずだった。
しかし、目を覚ますと目の前には異なる場所が広がっていた。
そこへ現れたのは、銀髪の美しい神だった。
神は「神器しんきを探してほしい」と言い、柚子は奔走することになる。
神器の力によって、あやかし特有の執着心が消えるというのだ…



今作の最大の魅力は、愛と本能の葛藤が描かれている点だ。
すでに神器を悪用している者がいるため、早く回収しなければならない。
玲夜にもし使われてしまったらどうなるのか。
玲夜は果たして柚子を愛し続けてくれるのだろうか。
読者はこの心配を抱えながら、物語を読み進めることになる。
玲夜の強い執着心を知る柚子は、彼の本能が消えた場合、どうなってしまうのかと不安になる。
その不安が物語に緊張感を与え、ページをめくる手を止められなくする。

そして、神や龍など、登場人物たちがそれぞれ魅力的だった。
神の存在は物語に大きな影響をもたらす。
神の崇高な美しさや少し行動に問題がある点が、物語を盛り上げる。
特に、玲夜の神への恨み言は笑いを誘う。
玲夜が怒る理由はただひとつで、玲夜の性格を熟知している読者なら、その理由を容易に想像できるだろう。
シリアスな展開の合間にクスッと笑える瞬間もあり、特に龍への皆のやつあたりは面白く、心の癒しをもたらす。

👧この作品は、愛の葛藤と個性豊かなキャラクターの登場があり、恋愛ファンタジーを楽しむ中で愛の本質についても深く考えさせられた。
これは読まなければ損だ。
続編もあるため、次も楽しみだ。
心臓に悪かった。
柚子~

・幻冬舎
・電子書籍(Kindle版) 216ページ (2022/8/26発売)

・文庫本 255ページ (2022/8/28発売)
・オーディオブック(Audible版)6時間7分 ナレーター(野椛 ゆうか) (2024/11/1配信)※Audible会員は定額聴き放題


⑨クレハ(著)『鬼の花嫁新婚編四~~』
(スターツ出版文庫)
シリーズ9/9作目!


鬼の花嫁 新婚編四~もうひとりの鬼~ (スターツ出版文庫)

☆ライトノベル、恋愛ファンタジー小説
☆鬼の花嫁シリーズ 9/9作目

☆引き込まれる、異能、読みやすい、ファンタジー、溺愛、イケメン、頼りになる、共感、面白かった、キュンキュン、ハラハラドキドキ、笑える、不快感、怖い、恋愛要素、中毒性、憧れる

ある日、柚子ゆずの料理学校の友人の芽衣めいから、玲夜れいやの浮気現場を見たという衝撃の報告が入る。

驚く柚子だが、その証拠写真に写っていたのは玲夜にそっくりな別の鬼のあやかしだった…


この展開が物語に緊張感を与えドキドキさせる。

今作も個性豊かなキャラクターが多数登場する。特に、玲夜にそっくりな鬼の過去が明らかになる場面は驚きの連続で、思わず引き込まれる。

各キャラクターの思惑や背景が物語に深みをもたらし飽きさせない。

さらに、作品の終わり方も気になる。神や龍が不穏な予感を抱き、今後の展開への期待感を煽っている。

物語の続きが気になる終わり方で、次の巻が待ち遠しい。

👧今作は魅力的なキャラクター、複雑な人間関係、そして予測不可能な展開が詰まっていた。柚子と玲夜の愛を中心に、人間とあやかしの心の動きが巧みに描かれている。
私的には、あの子の柚子への態度が引っ掛かるのですが…

・幻冬舎
・電子書籍(Kindle版) 216ページ (2022/8/26発売)

・文庫本 255ページ (2022/8/28発売)
・オーディオブック(Audible版)6時間7分 ナレーター(野椛 ゆうか) (2024/11/1配信)※Audible会員は定額聴き放題


ちみる
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以上、現時点で発行されている『鬼の花嫁』シリーズ全9冊のご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?


このシリーズはとても面白く、中毒性がありますので、ぜひ読んでみてください。
素晴らしい読書体験が待っていますよ!


ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
また素敵な作品に出会った際にはご紹介したいと思います。

それでは、またお会いしましょう!

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