
こんにちは。
読書好き主婦ちみるです!
この記事では、私が今月読んだ本の中から特にオススメの本5冊(シリーズの途中作2冊を含む)をご紹介していきます。
ぜひ一読し、新しい本との出会いをお楽しみください!
今月読んだ本の中から
オススメしたい5冊!
(2026年3月)

①『ありか』
瀬尾 まいこ(著)

ありか
☆2026年本屋大賞ノミネート作品!
☆ジャンル 家族小説
☆出版社 水鈴社
☆装丁 名久井 直子
☆装画 荒井 良二
☆心温まる、頼もしい、考えさせられる、不安、思いやり、心の傷、同性愛者、親子の絆、読みやすい、引き込まれる、共感する、ハラハラ・ドキドキ、応援したくなる、クスッと笑える、可愛い、謎解き要素、尊敬、現実とリンク、深い、社会問題、もどかしい、キャラクターが魅力的、本屋大賞ノミネート作品、毒親、新たな視点をくれる、不快感
☆どんな本?
シングルマザーの美空と彼女の娘・ひかりの日常が描かれた家族小説。
美空は、自身の母親との複雑な関係に悩みながらも、愛情をもってひかりを育てている。
彼女の義弟・颯斗は、優しく二人を支え、絆を深めていくが…
この作品では、親子の愛や育児の難しさ、そして人とのつながりの大切さが繊細に描かれている。
読者は、美空の葛藤や成長を経て、母親への感謝や愛の多様性について考えさせられるはず。
登場人物たちの思いやりや温かさに触れることで、心がじんわりと温まる瞬間を味わえるだろう。
(あらすじ)
愛はここにある。
幸せはここにいる。「これまでの私の人生を全部込めたと言い切れる作品を描きました」
――瀬尾まいこ母親との関係に悩みながらも、一人娘のひかりを慈しみ育てる、シングルマザーの美空。
義弟で同性のことが好きな颯斗は、兄と美空が離婚した後も、何かと二人の世話を焼こうとするがーー。「子育てをしながら自分が受けた恩を思い知って、親に感謝していくのだと思っていた。それが親になった途端、さっぱりわからなくなった。この日々のどこに恩を感じさせるべきところがあるのだろう」
(本文より)本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』、ベルリン国際映画祭フォーラム部門正式招待&日本アカデミー賞優秀作品賞原作『夜明けのすべて』など、人々のかけがえのない関係性を紡ぎ続けた瀬尾まいこが描く、あなたの小さな、でも確かな支えとなる感動の物語!
Amazon商品ページより引用
(主な登場人物の特徴)
○美空
・主人公で、娘のひかりがいる
・元夫は奏多で、離婚している
・パートでベルトコンベアーの仕事をしている(4年目)
○ひかり
・美空の娘
・くうちゃん(クマのぬいぐるみ)と一緒に寝ている。
これはひかりが生まれた時に父・奏多が買ってくれたもの
・保育園に通って4年
○颯斗
・奏多の弟で、子どもが好き
・ひかりが生まれた時、とても喜んでくれた
○美空の母
・子供に対して恩を売るタイプ
・毒親である
(舞台と世界観)
この物語は、シングルマザーの美空が一人娘のひかりと共に、日々の生活を送る姿が描れている。
彼女は母親との難しい関係に悩みながら、愛情をもってひかりを育てる。
美空の義弟である颯斗は、温かさで二人を支え、家族の絆がどのように形成されるのかを私たちに教えてくれる。
家族の愛情や育児の苦悩、そして人とのつながりの大切さが心に響く物語だ。
このような家族の温かさや人々のやさしさに満ちた物語を通じて、感動的な世界観を楽しめることができるだろう。
(この本の魅力2つ)
魅力①「母と娘の思いと悩み、共感の瞬間がたくさんある」
この本は、主人公の美空と彼女の母親との複雑な関係もテーマとして深く描れている。
女手一つで子育てに奮闘してきた母親の苦悩や、その娘・美空が母親に対して感じる恩や圧力について抱く疑問が、心の葛藤としてリアルに描かれている。
母親は美空にとって、愛情と苦しみが入り混じった特別な存在であり、それは美空の子育てにも強く影響を与えている。
美空は、母の長年の苦労を理解しているが、ある日、母からの予想外の言葉に戸惑いを感じて悩むシーンがある。
その要求が具体的に何なのかは明かせないが、母と娘の間に横たわる微妙な感情は、誰もが共感できる部分だろう。
このような心の葛藤が描かれることで、読者は自身の経験に重ね合わせ、深く耳を傾けることができる。
母の期待や不安、そして美空自身の思いが交錯する中で、彼女はどう対処していくのかという過程が物語の鍵となる。
この物語は、母と娘の育児に対する考え方をじっくりと掘り下げる。
読んでいるうちに、不快に感じる部分もあるけれど、同時に心の奥が温まる気持ちにもなるはず。
家族や育児について、いろいろ考えさせられる内容だ。
母と娘、それぞれの思いや悩みが丁寧に描かれていて、共感する場面がたくさんある。
日常の中での葛藤や喜びがリアルに表現されているため、読者も自分の経験を振り返りながら楽しめるだろう。
心に残るストーリーだ。
魅力②「多様な人々の気持ちを理解し、共感の力を育てる」
この本では、多様性も大きなテーマとなっている。
登場人物たちは、他の人と違うことでどのような苦しい思いをしているのかが描かれている。
具体的な辛い経験や差別についてはあまり触れられていないが、ある登場人物は、過去に傷つけられた結果、どのような影響がもたらされたのかが語られていて、思わず驚く場面がある。
しかし、作品には、同性愛に対して偏見を持たないキャラクターも登場する。
当事者である者は、差別を受けることがない状況に対して、戸惑いを感じているようだ。
過去の経験や周囲の人々の反応から、本当に受け入れられているのかと、不安や疑念を抱いているのかも?
このような感情が、その人物にとってどのような意味を持つのか?
受け入れられることへの喜びと、それに伴う不安の双方を考察しているようだ。
登場人物たちは、相手の存在を尊重することの大切さを示す一方で、当事者の内面的な葛藤にも目を向けている。
その人物にとっての受け入れとは、一体どんなものなのか?
その心の動きには、私たちが理解しきれない深い意味が隠されていると感じた。
私たちも「普通とは何か?」や「多様性を大切にすること」について考えさせられる。
この本を読むことで、多様な人々の気持ちを理解し、共感する力が育まれるだろう。
心が温まるだけでなく、視野を広げる助けにもなる素晴らしい作品である。
(ひとこと)
👧義弟・颯斗の存在は、この物語でとても大きな役割を果たしています。
瀬尾まいこさんの作品には、いつも魅力的で不思議な男性が登場してませんか?
颯斗は尽くしたがりで、見返りを求めずに他人を助ける、まさに理想的な人でした。
彼は自分のことをあまり話さず、周りの人を心配する姿が印象に残ります。
そして、子供が好きで頼りになり、とても安心できます。
しかし、彼の心にはある隠された傷があり、もしかしたら他人を助けることで自分自身も救われていたのかもしれません。
ぜひ、この作品を読んで颯斗の優しさに触れてみてください。
心が温まる瞬間を感じられるでしょう!
書籍の情報
| 書籍形式 | ページ数/時間 | 発売日 | ナレーター | 出版社 |
|---|---|---|---|---|
| 電子書籍 (Kindle版) | 337ページ | 2025/4/18 | ―― | 水鈴社 |
| 単行本 | 368ページ | 2025/4/18 | ―― | 水鈴社 |
| オーディオブック (Amazon Audible版) | 9時間22分 | 2026/2/6 | 石川 由依 | Audible Studios |
こちらもオススメ!
瀬尾まいこさんによる他作品『天国はまだ遠く』です!
心に響く、再生の物語!
山奥の民宿で、自殺を試みた23歳の千鶴。
だが、彼女は睡眠薬での未遂を経て、
優しさあふれる田舎の人々や自然に癒され、生きる希望を見つけていく。
民宿の主人・田村との交流を通じて、自分自身を見つめ直し、新しい人生の一歩を踏み出す。
心温まるストーリーは、きっとあなたにも勇気と希望を届けてくれるはず。
人生で大切なことを思い出させてくれるような、そんな心の変化を感じてほしい。

②『医者の本音 患者の前で何を考えているか』
中山 祐次郎(著)

医者の本音 (SB新書)
☆ジャンル エッセイ ・ 医療
☆出版社 SB新書 444
☆写真 :polkadot/PIXTA
☆読みやすい、ためになる、新たな視点をくれる、自伝的な要素、つい読み進めてしまう
☆どんな本?
医療の裏側を余すところなく語った魅力的なエッセイ。
この本では、医者が患者に対して何を考え、どんな悩みを抱えているのかがリアルに描かれている。
読むことで、医療現場の厳しさや医者の苦労を理解できる。
薬や手術に関する正直な意見、病院の実情、そして医者の私生活など、多彩なテーマが織り込まれている。
自分自身や大切な人の健康について考えさせられる内容も多く含まれている。
医療に対する不安を解消し、患者と医者の距離を縮める手助けとなるだろう。
著者の率直な視点からは、心に響くメッセージを受け取れる。
医療のリアルを知りたいなら、この本は必読だ!
手に取ることで、新たな視点が得られるはず。
(概要)
【13刷、12万部突破のベストセラー! 】
若き外科医が「医者と病院のブラックボックス」に切り込む話題の書。
「風邪ですね……」 その一言に隠された真意とは?
「なぜ病院はこんなに待たされるの?」
「なぜ医者の態度はいつも冷たいのか?」
超高齢化を迎えますます身近になる病院と医者。病気と無縁な人はいないはず。
なのに私たちは医者のことを何も知らない…!
本書は、がんの執刀医でありながら、医局に所属しない著者が、これまで誰も書けなかった「医療のブラックボックス」に切り込む企画! 「薬を減らしたいとき、なんといえばいいか?」「袖の下は渡したほうがいいのか?」といった切実な悩みから、「製薬会社からの賄賂は本当にあるのか?」「玉の輿に乗るならねらい目は?」のような、お金と恋愛の話題まで。面と向かっては聞けなかったギモンが、氷解する。
日経ビジネスオンライン・Yahooニュース個人などで話題の医師が真摯に答え、「今読むべき良書」とはやくも大反響。今年必読の1冊。Amazon商品ページより引用
(感想)
医師としての本音を気取らずに語っているしとても読みやすい。
医者自身の経験を素直に共有する姿勢が信頼感を与えてくれる。
「泣くな研修医」シリーズに登場するキャラクターのストーリーには、著者自身の体験がしっかりと反映されていることをこの本からヒントを得られてリアリティが増す。
外科医の仕事の厳しさやプライベートとのバランスについても触れられている。
医療の現実を知る手助けとなり、医者の苦労や気遣いを感じることができる。
一方で自分自身の健康についても考えさせられる一冊だ。
この本を読むことで、患者と医者との距離がぐっと縮まることが実感できるだろう。
著者の視点から医療の世界を知ることができる貴重な機会を逃さないで!
書籍の情報
| 書籍形式 | ページ数/時間 | 発売日 | 出版社 |
|---|---|---|---|
| 電子書籍 (Kindle版) | 264ページ | 2018/8/6 | SBクリエイディブ |
| 単行本 | 254ページ | 2021/4/1 | SBクリエイディブ |
| 新書 | 256ページ | 2018/8/7 | SBクリエイディブ |

③『しっぽのカルテ』
村山 由佳(著)

しっぽのカルテ (集英社文芸単行本)
☆ジャンル 連作短編(全五話)
☆出版社 集英社
☆装丁 アルビレオ
☆装画 わじまやさほ
☆
☆どんな本?
舞台は信州の美しい森にある「エルザ動物クリニック」。
ここでは獣医師や看護師たちが、ペットや野生動物の命を救うために奮闘している。
全五話からなるこの連作短編では、院長の北川 梓とそのスタッフが、飼い主たちの苦しみや喜びをしっかりと受け止めながら、一緒に成長していく姿が描かれている。
動物を助けたいという強い思いが詰まっていて、ペットを飼うということの責任についても考えさせられる作品だ。
それぞれのキャラクターが抱える悩みや、愛情が、動物たちとのふれあいを経て、少しずつ解決していく様子が、読者の心を温かく満たしてくれることだろう。
人と動物の絆や、命の大切さ、希望が詰まったこの作品は、涙を誘いながらも癒され、元気がもらえる一冊!
(あらすじ)
感涙の動物病院ストーリー、誕生!
信州の美しい木立のなかに佇む「エルザ動物クリニック」。
獣医師としては凄腕だけれど、ぶっきらぼうで抜けている院長の北川梓、頼れるベテラン看護士の柳沢雅美と萩原絵里香、受付と事務を担う真田深雪。4人のスタッフが力を合わせ、日々運び込まれるペットや野生動物の治療を懸命に続けている。瀕死の野良の子猫を見捨てられず、クリニックに飛び込んできた建築職人の青年・土屋。老犬ロビンの介護に悩む、自身も重い病を抱えた久栄。歪んだ結婚生活に苦しむ里沙を見守り続けてきたインコのタロウ……。
それぞれの人生と共にある、かけがえのない命をいかに救い、いかに看取るのか。生きとし生けるすべての命への愛しさがあふれる物語。
Amazon商品ページより引用
(主な登場人物の特徴)※第一話「天国の名前」のみ
○真田 深雪
・26歳の一人暮らし
・エルザ動物クリニックの受付事務
・ショートヘア
・爬虫類が苦手
・冬が一番好きな季節
・人混みが苦手
・職場で一番若い
○北川 梓
・39歳の院長
・幼少期から動物好き
・銀縁のメガネをかけた背の高い細身
・クリニックの近くの森の奥に自宅がある
・愛車はジープチェロキー
・仕事では冷静だが、プライベートは少しおっちょこちょい
・メイクをあまりしない
・感情を表に出しにくい
・図書館で読んだ本が獣医生涯のきっかけ
・ぶっきらぼうな話し方が基本
・タフ
○土屋 高志
・エルザ動物クリニックの外構工事を担当したことがある
・あっさりした顔立ちで太い眉が特徴
・大きな体つき
・小さな気遣いがあり、優しさと思いやりがある
○メス猫
・弱っていた猫
・まだ幼い赤ちゃん
(舞台と世界観)※作品全体
舞台は美しい信州の森にある「エルザ動物クリニック」。
ここでは、凄腕の獣医師・北川梓と彼女の仲間たちが、毎日運び込まれるペットや野生動物を大切に治療している。
動物たちは助けを求めてやってくるが、彼らを支える人たちの優しさと情熱が、このクリニックにあふれている。
それぞれの登場人物は、動物たちとの出会いから、自分自身の悩みや苦しみに向き合っていく。
動物とのふれあいから、命の大切さや愛情、絆を学んでいくのだ。
この物語では、人々が動物たちとともに成長していく姿が描かれている。
読者は、動物への深い愛情と理解を感じながら、登場人物たちの成長を見守ることができる。
心温まるこの世界観を存分に楽しめるだろう。
(この本の魅力)※作品全体
この作品の魅力は、動物を救いたいと願う人たちが集まる場所が描かれているところ。
動物好きな人々は、助けを求める動物たちに全力で向き合い、彼らの飼い主の人生や苦悩も大切にしている。
これによって、読者は深い満足感を得られるだろう。
ペットを飼う責任や、辛い決断に直面することなど、可愛さだけでは片付かない現実を考えさせられる。
ペットも家族の一員として、幸せに生活できるよう支えていきたいと思わせる内容だ。
特に院長の人柄が魅力的。
彼女はさっぱりとした性格で、動物の治療にはいっさい手を抜かず、愛情を持って接している。
彼女のタフさと行動力、そして一見わかりにくい周囲への優しさが、彼女をリーダーとして際立たせている。
こんな上司がいたら、ずっとついていきたくなる!
作品は全体的に、温かい雰囲気に包まれているが、生き物をテーマにしているため辛い場面もある。
それでも、恋愛要素やパワフルな動物たちをみてると、読者を元気にしてくれる。
続編への期待も膨らみ、もっと読みたくなる作品だ。
(ひとこと)※作品全体
👧助けを求めて鳴き、偶然良い人に見つけられたり、優れた医者に出会うことで、運と生命力に恵まれた動物たちは生き延びることができたりと、あんなに弱っていたのに、手術を乗り越えて再び生きようとする姿には心打たれました。
痛みが伝わってきて、愛らしい彼らのことを思うと感情がこみ上げます。
それに、私はよく「動物たちと言葉が通じればいいのに」と感じることがあります。
もし彼らが何を望んでいるのか話してくれたなら、もっと力になれるのにと思ってしまいます。
この作品は感動的で、涙を誘う素晴らしい内容でした。
続編出てほしいです!
書籍の情報
| 書籍形式 | ページ数/時間 | 発売日 | ナレーター | 出版社 |
|---|---|---|---|---|
| 電子書籍 (Kindle版) | 271ページ | 2025/11/26 | ―― | 集英社 |
| 単行本 | 288ページ | 2025/11/26 | ―― | 集英社 |
| オーディオブック (Amazon Audible版) | 8時間 6分 | 2026/1/9 | 斉藤 範子 | Audible Studios |
シリーズ本の途中作2冊のご紹介!
(2026年3月)

今月読んだ本の中で面白かったシリーズの途中作2冊をご紹介します!
④『火の神さまの掃除人ですが、
いつの間にか花嫁として溺愛されています
藤の花と夜の神』
浅木 伊都(著)
シリーズ2作目
サクッとご紹介!

火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています 藤の花と夜の神 (小学館文庫キャラブン!)
(あらすじ)
神さまの溺愛花嫁が過去に飛ばされた!?
生家を乗っ取られ、異界の猩々に売られた小夜は、火の神・鬼灯と出会い、掃除人兼契約花嫁となる。呪いのせいで醜く恐ろしい神と呼ばれ忌み嫌われる鬼灯だったが、清めの力を持つ小夜には鬼灯の本当の姿が見えていた。
そして、契約上の婚姻関係から、鬼灯と小夜が本当の夫婦となって半年。宵町での宴の帰り道、枯れかけた藤の木のそばで、二人は禍々しさを放つ何かの気配を感じとった。正体のわからない相手を警戒する鬼灯は小夜に外出禁止を言い渡すが、小夜は火蔵御殿の掃除中に仕舞い込まれていた鬼灯の恋文を見つけ、ショックのあまり外に駆け出してしまう。それを待ち構えていたのは、不吉な黒い影。影は水干をまとった不気味な男に姿を変じ、小夜は奈落の底へ落ちるような感覚とともに意識を失ってしまう……。気づくと小夜は見慣れたはずの、だがどこか違和感をおぼえる火蔵御殿の中。そして目の前に、鬼灯によく似た人物が現れて!?
謎の力により時を遡ってしまった小夜は、元の場所への戻り方もわからないまま神々の思惑に巻き込まれていく――。話題の大正溺愛ファンタジー、第二弾登場!Amazon商品ページより引用
(感想)
『火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています 』シリーズの2作目を読み終えた。
今作では、先代の夜の神とその巫女の間にある、時を超えた悲しみと希望の物語が描かれている。
彼らの関係には深い感情があり、さまざまな試練が待ち受けている。
主人公の小夜は、それらの過去の運命に翻弄されながらも、さまざまな出会いを通じて真相を解き明かしていく。
昔の鬼灯との出会いも印象的。
小夜は、彼が誰かに宛てた恋文に傷つき諦念しながらも、温かい気持ちになれる素敵な瞬間が詰まっている。
読者の胸をキュンとさせる要素がたくさんあってとても素敵だった。
また、行方不明の小夜を必死に探していた鬼灯の姿からは、彼の愛の深さが伝わり、心がほっこりする瞬間を味わえる。
女好きと言われる水の神の存在についても興味深く、小夜との関係が今後どうなるのかとても心配だが、鬼灯がしっかり牽制してくれているので安心感はある。
さらに、付喪神の牡丹の毒舌は物語の中で良いスパイスとなり、時に笑いを引き起こしながらも、小夜を支える頼もしい存在として描かれている。
今作では、鬼灯の小夜への愛がより明確になり、私も幸せな気持ちになれる作品だった。
愛や運命の絆を感じ、心に残る素晴らしい読書体験を提供してくれるだろう。

私は1作目より2作目の方が断然好みでした!
面白かったので、この勢いで3作目も読んでみます。
⑤『わたしの幸せな結婚 十』
顎木 あくみ(著)
シリーズ10巻目
サクッとご紹介!
(あらすじ)
新婚のふたりは、より甘く、より深く――
新婚旅行もかねての旧都旅行のはずが波乱が続き、美世を喜ばせたくて連れてきた清霞は落ち込んだ様子だった。土蜘蛛の手がかりを探すも調査は難航し、行き詰まりを感じる二人。
そんな折、偶然訪れた寺である逸話を聞く。九百年以上昔の話だというそれは、美世が長場君緒に教えられた「おまじない」にそっくりだった。それをきっかけに土蜘蛛の謎に大きく迫り……。
「旦那さまを慰めて、甘やかすのは、わたしの役目です」
稀なるおしどり夫婦の物語は、いざ因縁の土蜘蛛との対決へ――。Amazon商品ページより引用
(感想)
『わたしの幸せな結婚』シリーズの10巻目を読み終えた!
物語が進んでいくにつれて、美世と清霞の絆がますます深まっていく様子に心が温かくなりました。
互いを支え合い、思いやりを持って行動する姿は、まるで理想の夫婦のようで、多くの人に共感を呼ぶのではないでしょうか。
また、土蜘蛛の真相に迫る展開には、思わず引き込まれました。
五藤の父が異形によって命を落とし、その結果、五藤と清霞が歩んできた道や、心に抱えた傷が語られるシーンでは、切ない気持ちと共に彼らの深い絆を感じました。
複雑な感情を抱える2人の姿には、思わず胸が締めつけられました。
土蜘蛛という存在にも同情の余地があり、その背後に悲惨な過去が隠れていることが印象的でした。
「ああ、そういうことだったのね…」としばらく考え込んでしまいました。
あれほどのことがあればね・・・。
胸が痛くなるような、辛いお話でした。
そして、物語は土蜘蛛の居場所へと進んでいき、美世の夢見の力や清霞が大切にしている妖刀が、今後の鍵となりそうな予感があります。
さらに、五藤とユージンの存在の大きさも浮かび上がってきて、読者としてワクワクが止まりません。
次巻では、いよいよ土蜘蛛との決着がつきそうな展開が待っていると予想しています。
発売が楽しみです!

個人的には、美世のように、どんな場面でもいざという時に食事を準備できる力を身につけたいと感じました。
大切な人のために自分にできることがあるのなら、積極的に行動していきたいと思わされました。
おわりに


今月は、15冊の本を読み、その中で特に面白かった本5冊をご紹介しました。
いかがでしたか?
今月もまた、素晴らしい本たちに巡り会えました。
“初読み”の作家さんは一人だけでしたが、どのようにその作品と出会ったのか、最後に少しだけ触れさせてください。
その作家さんは村山 由佳さん。
作品は『しっぽのカルテ』です。
この本はとても感動的で、学びの多い内容でした。
出会いのきっかけは、音声で読書を楽しめる「Audible」。
装丁がとても美しく、柔らかな緑色の表紙が心を和ませてくれました。
白衣を着た女性と動物のイラストに惹かれ、「これは医療系の物語かも」と直感しました。
医療ものが大好きな私は、あらすじを確かめる間もなく、気づけば再生して聞き入っていました。
作品はまさに私好みで、内容もとてもわかりやすかったです。
読書において理解のしやすさは大切なポイントで、そのおかげでしっかりと満足感を得られました。
また、Audibleでの斉藤 範子さんのナレーションもとても心地よく、
院長のぶっきらぼうな雰囲気が声によって一気に浮かび上がりました。
Audibleで聴き終えたあと、図書館で単行本を借りて最初から読み直したのですが、
文章で読むことでさらに理解が深まり、思考する時間も増えて、
とても充実した読書体験となりました。
達成感もひとしおです。
この作品はとても読みやすく、自然と村山 由佳さんのほかの作品にも
手を伸ばしたくなりました。
ちょうど2026年の本屋大賞にノミネートされている
「PRIZE-プライズ」も気になっていて、装丁の美しさにも惹かれています。
積ん読本を少しずつ減らしながら、合間を見て挑戦したいと思います。
今月もまた、心惹かれる作家さんと作品に出会えました。
来月はどんな物語と巡り会えるのか、今から楽しみです!
当ブログでは、できるだけたくさんの作品に触れ、面白いと感じた本だけをご紹介しています。
私がご紹介した作品の中から、次に読みたい一冊が見つかればとても嬉しいです!
あなたの新たな読書への旅が、こころ豊かなものとなりますように。
当ブログでは、できるだけたくさんの作品に触れ、面白いと感じた本だけをご紹介しています。
私がご紹介した作品の中から、次に読みたい一冊が見つかればとても嬉しいです!
あなたの新たな読書への旅が、こころ豊かなものとなりますように。

それでは、
またお会いできる日を楽しみにしています!
お付き合いいただき、ありがとうございました。
読書好き主婦「ちみるのひとりごと」 








