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東野圭吾著/マスカレード・ホテル
あらすじ
都内で起きた不可解な連続殺人事件。
東野圭吾(著)
容疑者もターゲットも不明。
残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。
若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。
彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。
次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?
いま幕が開く傑作新シリーズ。
マスカレード・ホテル
集英社より
感想
内容にやや踏み込んだ感想となります。
良かったらお付き合いください。
刑事(ネタバレ)
一流ホテルを舞台にした推理小説です。
連続殺人事件が起き、犯行現場に残された紙切れ。
そこに書かれていた暗号とは?
それをもとに次の犯行場所が予想されます。
そこが「ホテル・コルテシア東京」であると…
捜査のため、ホテルの職員のふりをする刑事たち。
その中の一人、30代半ばの新人刑事(新田浩介)。
頭は相当切れますが、刑事としてのプライドが高いところがネック。
お客様に対して、ホテルマンとしての丁寧さはなし。
警察官ならではの態度が出てきてしまいます。
事件を未然に防ぐためとはいえ、ホテルの品格を落とすのではないか?
一悶着ありそうでヒヤヒヤしますが、ここも面白いところですね。
フロントクラーク(ネタバレ)
そんな彼の指導係を担う優秀なフロントクラーク(山岸尚美)。
彼女は責任感が人一倍強く、仕事熱心で真面目。
お客様への気配りは抜群です。
ホテルマンとしての誇りを持ち、プロ対応の素晴らしさに、リスペクトしちゃいますよ!
彼女の指導の厳しさや、意見のぶつかり合いで、刑事(新田浩介)は不満を抱きます。
しかし彼女の人間性に触れ、次第に心を開いていくのです。
二人は意外にもいいコンビではないかと・・・。
二人の関係が恋愛に発展したらいいなと
期待しながら読みました。ドキドキ💕
お客(ネタバレ)
ホテルを利用する風変わりで、迷惑な客たちが登場します。
どのお客も怪しく、犯人ではないかと疑いに掛かるのですが・・・
しかしそのつど問題が解決するので、疑いが解消し、私はなかなか犯人にたどり着きませんでした。
犯人の目星がつかないまま終盤へ突入・・・
まとめ(ネタバレ)
犯人を匂わす登場人物たち。
あとから思えば、その数の多さが、混乱を招く要因であったのかもしれません・・・
してやられた感が…
難解な内容で、痛快な一冊!
面白かったですよ!!
続編の紹介
こちらの作品はシリーズものです。
続編も合わせて楽しめますよ!
詳細はこちら↓
- マスカレード・ホテル(2014/7/18)→(映画化 2019年)
- マスカレード・イブ(2014/8/21)
- マスカレード・ナイト(2017/9/15)→(映画化 2021年)
- マスカレード・ゲーム(2022/4/20)
実写版の紹介
さらに、
①のマスカレード・ホテル」
③の「マスカレード・ナイト」
については、実写映画化されています!
参考になる動画はこちら↓
※気になる方はクリックしてみてください
ここまで読書好き主婦「ちみるのひとりごと」におつきあいいただき ありがとうございました。
また面白い作品に出会えましたらご紹介しますね!
ではまた。