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こんにちは。読書好き主婦ちみるです!
今回ご紹介する本は三浦しをんさんの『墨のゆらめき』です。
長編小説です!
人の良いホテルマンと、謎多きイケメン書家の友情が描かれている、
ほっこりする作品でした!
では、あらすじと感想をご紹介していきます。
ぜひ最後までお付き合いください!
【オーディオファースト作品】直木賞作家・三浦しをんによるAmazon オーディブル書き下ろし小説。
小さなホテルに勤める続力(つづき・ちから)は、顧客の「お別れの会」の案内状の宛名書きを依頼するため、町で書道教室を営む遠田薫(とおだ・かおる)のもとを訪れる。遠田はなにやら過去のありそうな男だが、さまざまな筆跡を自在に書きこなす腕前の持ち主だった。続が文面を考え、遠田がそれを書き記す形で、二人は協力して手紙の代筆業をはじめることになるのだが――。
<オーディオファースト作品を執筆するにあたり>(三浦しをん)
朗読にふさわしい題材はなにかなと考えて、「文字」を選びました。「文字」は、(点字などを除いて)基本的には目で見て認識するものです。視覚情報である「文字」についてのストーリーを、音声のみで表現してもらったら、おもしろいんじゃないかなと思いました。
目論見がうまくいったかどうかはわかりませんが、個人的には、音声を通して情景が浮かんできたり、思わずくすっと笑ってしまったりと、自分が書いた文章だということを忘れて聞き入りました。みなさまにもお楽しみいただけましたら幸いです。カバーアートデザイン:石井勇一(OTUA)
三浦しをん(著)
『墨のゆらめき』
新潮社
Amazon商品ページより
感想
シリーズ化を期待するほど面白かったです!
続さん(ホテルマン)と遠田さん(書家)のキャラがとても魅力的に描かれており
二人のやりとりに引き込まれます!
クスッと笑ってしまうシーンも度々でてきます。
その中でもパンダのくだりは誰しもが噴き出すはずです!
そして、人の心をとらえる遠田さんの作品を、できることならばこの目で見てみたい。
感性が刺激され、書の素晴らしさが体中に染み渡ってゆくようなこの感覚は
著者の文才からくるものなんでしょうね。
もうすっかりファンになってしまいました!
大人の友情を育む二人が微笑ましく、
信頼を寄せあう関係性に、心温まる作品です。
まとめ
大人の友情が育まれる関係は、
読者の心を温まらせること間違いありません!
遠田さんの書によって感性が刺激され、
書の素晴らしさが伝わる作品だよ。
『墨のゆらめき』は音声からも楽しめます。
ぜひ、Amazonオーディオブックでもお楽しみください。
※初めての方には、無料のお試し期間もご利用いただけますので、ぜひご検討ください。
その間に、この作品の魅力に触れていただければと思います。
※イヤホンで音声を聴く際には、耳の健康に配慮することが大切です!適切な音量や使用時間を守り、耳への負担を軽減するようにお願いします。
ここまで読書好き主婦「ちみるのひとりごと」におつきあいいただきありがとうございました。
また素敵な作品に出会えましたらご紹介しますね!
ではまた。